auじぶん銀行は2026年10月1日、三菱UFJ銀行あての振込手数料を2027年4月1日(木)から有料にすると発表しました。スマートフォン・パソコンからの振込は、いまの無料から1回99円(税込)になります。
ただし、まったく無料で送れなくなるわけではありません。改定後は他行あて振込と同じ扱いになり、「じぶんプラス」のステージに応じた無料回数の中で送れます。毎月の生活費を三菱UFJ銀行の口座へ移している人は、回数の数え方が変わる点に注意が必要です。この記事では、改定の中身と、影響を受けやすい使い方、今からできる準備を整理します。
改定内容:三菱UFJ銀行あてが「他行あて」と同じ扱いに
| 振込先 | 改定前 | 2027年4月1日以降 |
|---|---|---|
| auじぶん銀行あて | 無料 | 無料 |
| 三菱UFJ銀行あて | 無料 | 99円/回 |
| 他行あて | 99円/回 | 99円/回 |
電話での振込も変わります。三菱UFJ銀行あては110円から204円(いずれも1回・税込)に上がり、他行あてと同じ金額になります。
じぶんプラスの無料回数は他行あてと共通
改定後、三菱UFJ銀行あての振込は、じぶんプラスの「他の銀行あてのお振込み」の無料回数に含まれます。2027年4月1日以降の無料回数は次のとおりです。
| ステージ | レギュラー | シルバー | ゴールド | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| auじぶん銀行あて | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 | 何度でも無料 |
| 他の銀行あて(三菱UFJ銀行を含む) | 月3回 | 月5回 | 月10回 | 月15回 |
口座を開いた直後は、初回の判定日の月末までレギュラーステージ(月3回)として扱われます。
改定の理由:三菱UFJ銀行との資本関係の変更
auじぶん銀行はよくある質問の中で、改定の理由を「auじぶん銀行と三菱UFJ銀行の資本関係の変更を踏まえ、これまで適用していた手数料体系を見直し、他の金融機関と同様の手数料体系へ変更するもの」と説明しています。三菱UFJ銀行あてだけ無料という扱いは、両社の関係を前提にした特別な優遇でした。その前提が変わったため、ほかの銀行と同じ扱いにそろえる、という説明です。
影響が大きいのは「三菱UFJ銀行あての回数が多い人」
影響の大きさは、三菱UFJ銀行あての振込が月に何回あるかと、他行あての振込とあわせて無料回数に収まるかで決まります。
- 影響が小さい人:三菱UFJ銀行あてが月1〜2回で、他行あてとあわせても無料回数の範囲に収まる人
- 影響が大きい人:家賃・仕送り・家族口座への入金などで三菱UFJ銀行あてを何度も使い、すでに他行あての無料回数も使い切っている人
- 電話で振込をする人:三菱UFJ銀行あては1回あたり94円の値上げになる
たとえばレギュラーステージで、三菱UFJ銀行あてが月3回、他行あてが月2回あるとします。改定後は合計5回のうち3回までが無料になり、残りの2回分(198円)がかかります。年間にすると2,376円です。
注意点
- 振込予約の扱い:2027年3月31日(水)までに予約した振込は、振込指定日が2027年4月1日〜4月30日でも改定前の手数料(三菱UFJ銀行あては無料)が適用されます。4月1日以降に新しく予約・実行する振込は改定後の手数料です。
- ATMからの振込:よくある質問に項目はありますが、本記事の執筆時点では回答内容を確認できませんでした。ATMから振込をする人は公式ページで確認してください。
- 三菱UFJ銀行側の無料回数とは別物:三菱UFJ銀行から送る場合の無料回数は、三菱UFJ銀行の条件で決まります。auじぶん銀行の改定とは関係がありません。
今からできる準備
1. 三菱UFJ銀行あての振込回数を数える
auじぶん銀行の入出金明細で、直近数か月の三菱UFJ銀行あて振込の回数を確認します。他行あてとの合計が、自分のステージの無料回数に収まるかを見ておきましょう。
2. じぶんプラスのステージを確認する
無料回数はステージで月3回から15回まで差があります。現在のステージと、上のステージに上がる条件をアプリで確認しておくと、2027年4月以降の手数料を見積もりやすくなります。
3. 送り方を見直す
毎月の決まった入金は、回数をまとめるか、受け取る側の口座から引き出す形にできないかを検討します。auじぶん銀行はよくある質問で、COIN+(コインプラス)を使えば手数料0円で口座間の送金ができると案内しています。使えるかどうかは、自分の口座と用途に合わせて確認してください。
考察:「グループ内優遇」はいつまでも続くとは限らない
三菱UFJ銀行あて振込の無料は、auじぶん銀行を選ぶ理由のひとつになっていた人も多いはずです。今回の改定は、資本関係という銀行側の事情で、利用者の条件が変わる例といえます。ほかの銀行でも、グループ会社あての手数料を優遇している例はあります。こうした優遇は、グループの関係が変われば見直される可能性があることを覚えておくとよいでしょう。
一方で、改定まで約半年あり、振込予約の経過措置も用意されています。じぶんプラスの無料回数に収まる人なら、負担は変わりません。まずは自分の振込回数を数えることから始めるのが現実的です。
まとめ
- 2027年4月1日から、auじぶん銀行の三菱UFJ銀行あて振込は無料から99円/回(スマホ・パソコン)に
- 電話での三菱UFJ銀行あて振込は110円から204円/回に
- 改定後は他行あてと同じく、じぶんプラスの無料回数(月3〜15回)の対象
- 2027年3月31日までの振込予約は、指定日が4月中でも改定前の手数料
- 理由は三菱UFJ銀行との資本関係の変更
出典:auじぶん銀行「三菱UFJ銀行あて振込手数料改定のお知らせ」(2026年10月1日)
元記事URL:https://www.jibunbank.co.jp/announcement/2026/1001_01.html


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