アラスカ航空とハワイアン航空は2026年10月20日(米国時間)、シアトル〜大阪(関西国際空港)線の直行便を2027年5月14日に開設すると発表しました。週4便の通年運航で、機材はハワイアン航空のエアバスA330-200です。同じ発表でシアトル〜パペーテ(タヒチ)線の新設も明らかにしています。
この記事では、関西〜シアトル線の運航スケジュール、機内サービス、日本の利用者にとっての使いどころと注意点を整理します。
発表の概要
- 路線:シアトル(SEA)〜大阪・関西(KIX)
- 開始日:シアトル発は2027年5月14日、関西発は2027年5月15日
- 便数:週4往復(通年運航)
- 運航:ハワイアン航空ブランドのエアバスA330-200
- 位置づけ:シアトル発の長距離国際線として8路線目(パペーテ線が9路線目)。発表では、シアトル〜大阪間で唯一の直行便になるとしています
- 条件:政府の認可が前提。スケジュールは変更の可能性あり
アラスカ航空はシアトルを国際線の拠点に育てる長期計画を進めており、2030年までにシアトルから15以上の長距離国際線を飛ばす目標を掲げています。すでに東京(成田)、ソウル、ロンドン、ローマなどへ就航しており、アテネ・パリ線の新設も発表済みです。関西はアジアで3都市目の就航地になります。
運航スケジュール
| 区間 | 初便 | 出発 | 到着 | 運航曜日 |
|---|---|---|---|---|
| シアトル → 関西 | 2027年5月14日 | 12:10 | 16:00(出発の翌日) | 月・水・金・日 |
| 関西 → シアトル | 2027年5月15日 | 18:00 | 12:20(同日) | 月・火・木・土 |
時刻はいずれも現地時刻です。運航曜日は出発地の曜日で、公式発表の時刻表にもとづきます。便名は、発表の時点では大阪線の記載がありません。
関西を夕方に出発し、同じ日の昼にシアトルへ着く時間帯です。シアトルでアラスカ航空の米国内線に乗り継げば、西海岸以外の都市へも1回の乗り継ぎで向かいやすくなります。
機内サービスと上級クラスの特典
発表で案内されている大阪線・パペーテ線の機内サービスは次のとおりです。
- Starlink による機内Wi-Fi。アラスカ航空・ハワイアン航空の会員プログラム「Atmos Rewards」の会員は無料(T-Mobile の提供)
- ビジネスクラスはフルフラットになる「Suites」。出発前のドリンク、飛行中の軽食、アジア太平洋の料理を取り入れたコース料理を提供
- Suites とプレミアムクラスの利用者にアメニティキットを用意
- 映画約200本、テレビ番組500本以上の機内エンターテインメント
- Suites の利用者は、シアトル空港で専用チェックインとアラスカ航空のラウンジを利用可能
なお、ハワイアン航空のA330は2028年から内装を一新する計画です。2027年の就航当初は現行の内装で運航される見込みです。
日本の利用者にとって何が変わるか
ハワイアン航空は2011年からホノルル〜大阪線を運航しています。今回の路線ができると、関西からシアトルへ直行し、そこからアラスカ航空の米国内線に乗り継ぐ経路が加わります。ハワイアン航空のホノルル〜大阪線は今後も続くとされており、関西発の選択肢が増える形です。
アラスカ航空とハワイアン航空はワンワールドに加盟しています。ワンワールドの上級会員資格を持つ人や、同アライアンスでマイルを貯めている人にとっては、関西発の北米行きで比較できる路線がひとつ増えることになります。ただし、提携先のマイレージプログラムでの積算率や特典航空券の扱いは、今回の発表には書かれていません。予約前に各社の公式サイトで確認してください。
注意点
就航記念運賃は米国発の条件
発表では、就航を記念した往復運賃(メインキャビン、シアトル発の大阪往復1,199ドルから)を10月26日まで販売するとしています。これはシアトル発の運賃で、空席に限りがあります。日本発の運賃や販売条件は、発表には記載がありません。
政府認可が前提
新路線は政府の認可を前提としており、スケジュールは変更される可能性があります。予約した場合も、出発が近づいたら運航時刻を確認するのが安心です。
運航はハワイアン航空ブランド
販売はアラスカ航空とハワイアン航空の両方の公式サイトで行われますが、機材はハワイアン航空ブランドのA330です。座席仕様やサービスは、ハワイアン航空の長距離国際線の内容を前提に確認してください。
考察
関西国際空港を運営する関西エアポートも北米路線の拡充に取り組んでいるとしており、今回の新路線は、関西から米国各地へ向かう乗り継ぎ経路を広げるものです。一方で週4便のため、曜日が合わない日はホノルル経由や他社便との比較が必要になります。日本発の運賃水準や、ワンワールド各社のマイレージでの扱いが明らかになった段階で、実際の使い勝手を判断するのがよさそうです。
まとめ
- アラスカ航空・ハワイアン航空が、2027年5月14日からシアトル〜関西線を週4便で開設する
- 機材はハワイアン航空のA330-200。フルフラットの Suites と、Atmos Rewards 会員向けの無料Wi-Fiがある
- 就航記念運賃はシアトル発で、10月26日まで。日本発の運賃は発表に記載なし
- 政府の認可が前提で、スケジュールは変わる可能性がある
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※Atmos™ は商標です。
出典:Alaska Airlines Newsroom「Alaska Airlines and Hawaiian Airlines expand global network with new nonstop service connecting Seattle with Osaka, Papeete」(2026年10月20日)
元記事URL:https://news.alaskaair.com/destinations/alaska-hawaiian-airlines-expand-global-network-with-nonstop-service-connecting-seattle-with-osaka-papeete/

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