【11月2日から】みずほ・三井住友信託・地銀が円定期預金金利を引き上げ|1年もの最大0.70%

円定期預金金利の引き上げを示す図形と文字のイメージ 銀行

みずほ銀行・みずほ信託銀行、三井住友信託銀行と、福岡銀行・百五銀行・東邦銀行・山形銀行などの地方銀行が、2026年10月29日〜30日に円定期預金金利の引き上げを発表しました。いずれも2026年11月2日(月)から新しい金利が適用されます。この記事では、主な銀行の変更前後の金利を一覧で整理し、預け入れのタイミングで気をつけたい点をまとめます。

主な銀行の円定期預金金利(1年もの・5年もの)

各行の公式発表をもとに、代表的な1年ものと5年ものを並べました。金利はいずれも税引前の年率です。

銀行1年もの(変更前→変更後)5年もの(変更前→変更後)
みずほ銀行・みずほ信託銀行0.500%→0.700%1.000%→1.100%
三井住友信託銀行(スーパー定期・大口定期)0.525%→0.625%1.000%→1.100%
福岡銀行0.550%→0.650%0.800%→1.300%
百五銀行0.575%→0.700%0.800%→1.000%
東邦銀行0.500%→0.700%0.825%→1.100%
山形銀行0.475%→0.600%0.550%→0.725%

みずほ銀行・みずほ信託銀行

両行は共同で発表しました。対象はスーパー定期と大口定期預金で、1か月〜6か月ものが0.500%から0.625%へ、1年ものが0.500%から0.700%へ(+0.200%)、2年ものが0.650%から0.800%へ上がります。3年〜10年ものは一律0.100%の引き上げで、10年ものは1.350%になります。

三井住友信託銀行

スーパー定期・大口定期は、1か月〜6か月ものが0.125%、1年〜7年ものが0.100%の引き上げです。改定後は、1か月〜1年ものがすべて0.625%にそろいます。個人限定の新型定期預金〈グッドセレクト(固定型)〉も0.100%上がり、5年ものは1.500%になります。

地方銀行

  • 福岡銀行:長めの期間ほど引き上げ幅が大きく、5年・6年ものは0.500%上がって1.300%、10年ものは1.500%になります。対象はスーパー定期(300万円未満)、スーパー定期300、自由金利定期預金(1,000万円以上)などです。
  • 百五銀行:1か月〜1年ものが0.125%、5年ものが0.200%の引き上げです。スーパーパール定期預金も対象に含まれます。
  • 東邦銀行:1年〜3年ものが0.200%、5年ものが0.275%の引き上げです。日本銀行の金融政策の見直しに伴う市場金利の動向を踏まえたと説明しています。
  • 山形銀行:1年ものが0.125%、4年・5年ものが0.175%の引き上げです。日本銀行の金融政策決定会合の結果と市場金利の上昇などを理由に挙げています。

このほか、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行、中国銀行、滋賀銀行、青森みちのく銀行、荘内銀行、北都銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、西京銀行、大東銀行なども、10月29日〜30日に円定期預金金利の改定を公式サイトで発表しています。期間ごとの金利は各行の発表で確認してください。

利用者への影響

新しい金利が適用されるのは11月2日以降の預け入れや継続です。たとえば100万円を1年ものに預けた場合、0.500%なら税引前の利息は年5,000円、0.700%なら年7,000円です。引き上げ幅は0.1〜0.2%程度でも、金額が大きいほど差は広がります。

同じ11月2日には、多くの銀行で普通預金金利の改定も予定されています。普通預金と定期預金の差がどのくらいあるかを確認して、預け先を見直すきっかけにするとよいでしょう。

注意点

  • 10月30日〜11月1日の預け入れは改定前の金利です。新規で預ける予定なら、11月2日以降にすると新しい金利が適用されます。
  • 固定金利の定期預金は、一般に預け入れ時の金利が満期まで続きます。すでに預けている定期は、自動継続などで次に預け替えるときから新しい金利になります。
  • 表の金利は店頭表示の金利(税引前)です。キャンペーンの特別金利や、ネット専用の商品は別に定められている場合があります。
  • 対象となる商品や金額の区分は銀行ごとに違います。改定後も金利情勢によって変更されることがあるため、最新の金利は各行の公式サイトで確認してください。

考察

今回はメガバンク系・信託銀行と、東北・東海・九州の地方銀行が、同じ11月2日を改定日にそろえて定期預金金利を引き上げました。東邦銀行と山形銀行は日本銀行の金融政策を理由に挙げており、市場金利の上昇を預金金利に反映する動きが広がっています。福岡銀行のように長期の定期を大きく上げる銀行もあり、期間による差が以前より大きくなっています。預け入れる期間をどうするかで、受け取る利息の差が出やすい局面といえます。

まとめ

  • みずほ銀行・みずほ信託銀行、三井住友信託銀行、福岡銀行・百五銀行・東邦銀行・山形銀行などが円定期預金金利を引き上げ
  • 適用は2026年11月2日(月)から。1年ものは最大0.700%(みずほ・百五・東邦)
  • 新規の預け入れは11月2日以降が有利。既存の定期は継続時から新金利

関連記事

出典:みずほ銀行・みずほ信託銀行「円定期預金金利の改定について」(2026年10月29日)
元記事URL:https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20261029release_jp.pdf
出典:三井住友信託銀行「円預金金利の改定について」(2026年10月29日)
元記事URL:https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/261029.pdf
出典:福岡銀行「国内円定期預金金利の改定について」(2026年10月29日)
元記事URL:https://www.fukuokabank.co.jp/pdf/20261029_release02.pdf
出典:百五銀行「円定期預金金利の引上げについて」(2026年10月30日)
元記事URL:https://www.hyakugo.co.jp/news/pdf/20261030_02.pdf
出典:東邦銀行「円定期預金金利の引き上げについて」(2026年10月30日)
元記事URL:https://www.tohobank.co.jp/cms_source/data/newsrelease/files/20261030_4.pdf
出典:山形銀行「円定期預金金利の引き上げについて」(2026年10月30日)
元記事URL:https://www.yamagatabank.co.jp/release/pdf/3426.pdf

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