SMBC信託銀行は2026年10月、海外から日本あての通話料が無料になる電話サービスを、2027年3月31日で終了すると発表しました。対象は、キャッシュカードの紛失・盗難時に使う緊急ダイヤルと、プレスティアゴールド/プレスティアゴールドプレミアムの会員向け国際電話サービスです。2027年4月1日以降は、海外から無料ではかけられなくなります。
この記事では、終了するサービスと切り替え後の連絡先、海外渡航が多い人が準備しておきたいことを整理します。
終了の理由
SMBC信託銀行の無料ダイヤルは、KDDIの「KDDIワールドフリーフォン」を使っています。海外からの通話料を受け手側が負担する仕組みです。KDDIがこのサービスを2027年3月31日で終了するため、SMBC信託銀行の無料ダイヤルも同じ日で終わります。
終了するサービスと切り替え後の連絡先
| サービス | 2027年3月31日まで | 2027年4月1日から |
|---|---|---|
| キャッシュカード紛失・盗難専用 緊急ダイヤル(海外から無料。番号は地域ごとの専用番号+800-81-110-330) | 利用できる | 利用できない。海外からは有料の 81-46-401-2126(24時間365日)を使う |
| 国際電話サービス(プレスティアゴールド/プレスティアゴールドプレミアム会員) | 利用できる | 利用できない。個別に案内されている有料の専用ラインを使う |
銀行の案内によると、日本時間の2027年4月1日以降は、これまでの無料番号にかけてもつながらず、転送もされない予定です。
利用者への影響
- 海外でキャッシュカードを紛失・盗難したとき:連絡そのものはこれまでどおりできます。ただし、2027年4月以降は国際電話の通話料がかかります。
- プレスティアゴールド会員:国際電話サービスの番号は会員ごとに個別に案内されています。切り替え後の有料専用ラインの番号がわからない場合は、銀行の問い合わせ窓口で確認できます。
- 2027年3月末までの渡航:これまでの無料番号をそのまま使えます。
注意点
- スマートフォンの連絡先や、財布に入れているメモに旧番号を登録している人は、2027年4月より前に新しい番号へ書き換えておくと安心です。
- 海外からかける場合は、現地の国際電話の発信番号(国際プレフィックス)のあとに、日本の国番号「81」から始まる番号を入力します。
- 緊急時に有料の国際電話をかけると、携帯電話の料金が高くなることがあります。渡航前に、契約している携帯電話会社の国際ローミング料金を確認しておくとよいでしょう。
考察
今回の終了は、銀行のサービス方針の変更ではなく、通信会社の基盤サービスが終わることによるものです。紛失・盗難の連絡窓口が24時間365日つながる点は変わらないため、連絡の手段が失われるわけではありません。
一方で、同じKDDIのサービスを使って海外からの無料窓口を設けている企業は、ほかにもある可能性があります。海外でよく使うカード会社や銀行の緊急連絡先も、あわせて確認しておくと安心です。
まとめ
- SMBC信託銀行の海外から日本あての無料通話サービスは、2027年3月31日で終了
- キャッシュカードの紛失・盗難は、4月以降は有料の 81-46-401-2126(24時間365日)へ
- プレスティアゴールド会員の国際電話サービスは、個別案内の有料専用ラインへ切り替え
- 渡航前に、連絡先メモの番号を更新しておく
出典:SMBC信託銀行「海外から日本あての通話料無料サービス終了のお知らせ」(2026年10月)
元記事URL:https://www.smbctb.co.jp/news/2026/news_101926_01.html


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