【11月2日から】三菱UFJ・みずほ・三井住友信託など普通預金金利を年0.50%へ|各行の改定内容まとめ

三菱UFJ・みずほ・三井住友信託などが普通預金金利を年0.40%から0.50%へ引き上げ 銀行

2026年9月18日、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下の各行が、円普通預金金利を年0.40%から年0.50%へ引き上げると相次いで発表しました。改定日はいずれも2026年11月2日(月)です。同日にはauじぶん銀行(11月1日から年0.51%)、あおぞら銀行(10月1日から100万円以下の部分が年1.20%)も普通預金金利の引き上げを発表しています。

本記事では、各行の公式発表をもとに改定内容を一覧で整理し、利用者への影響と見落としやすい注意点をまとめます。

各行の普通預金金利の改定内容(2026年9月18日発表分)

銀行改定前改定後改定日
三菱UFJ銀行年0.40%年0.50%2026年11月2日
みずほ銀行・みずほ信託銀行年0.400%年0.500%2026年11月2日
三井住友信託銀行年0.40%年0.50%2026年11月2日
三菱UFJ信託銀行年0.400%年0.500%2026年11月2日
福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・福岡中央銀行(FFG)年0.40%年0.50%2026年11月2日
auじぶん銀行(個人・法人)年0.41%年0.51%2026年11月1日
あおぞら銀行 円普通預金(BANK)100万円以下の部分年1.00%年1.20%2026年10月1日
あおぞら銀行 円普通預金(BANK)100万円超の部分年0.65%年0.75%2026年10月1日

※金利はいずれも税引前の年利率。各行の公式発表資料より作成(2026年9月23日確認)。

各行の補足ポイント

三菱UFJ銀行

改定後の年0.50%は、スーパー普通預金(メインバンク プラス)[段階金利型]にも適用されると明記されています。同行は日本銀行の金融政策決定会合の結果と市場金利の上昇を改定理由に挙げています。

みずほ銀行・みずほ信託銀行

普通預金に加え、貯蓄預金の金利も各残高区分で引き上げられます。また、円定期預金の金利も引き上げを予定しており、詳細は後日各行のウェブサイトで案内するとしています。貯蓄預金の残高区分ごとの金利は公式資料で確認してください。

三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行

いずれも普通預金を年0.50%へ引き上げます。両行とも円定期預金金利についても引き上げを予定・検討中としており、確定次第ホームページで告知するとしています。

FFG(福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・福岡中央銀行)

グループ4行の普通預金を一斉に年0.50%へ引き上げます。円定期預金金利も改定予定で、詳細は各行ホームページで別途案内されます。

auじぶん銀行

基本金利が年0.41%→年0.51%になるのに合わせ、優遇後の金利も引き上げられます。

区分改定前改定後
円普通預金(基本)年0.41%年0.51%
プレミアム金利優遇適用時年0.75%年0.85%
まとめて金利優遇適用時最大 年0.61%最大 年0.71%

優遇の適用条件はauじぶん銀行ウェブサイトで確認が必要です。

あおぞら銀行(BANK)

ステージ判定や他サービス利用といった条件はなく、すべての利用者に適用されるのが特徴です。100万円までの残高に年1.20%、100万円を超える部分に年0.75%が適用されます(残高300万円なら、100万円部分に1.20%、残り200万円に0.75%)。あわせてBANKアプリ限定貯蓄預金(The Savings)も年0.65%→年0.75%に引き上げられます。

利用者への影響:利息はいくら増える?

普通預金に100万円を1年間預けた場合の概算利息は次のとおりです(金利が1年間変わらないと仮定、税引後は20.315%の源泉分離課税を差し引いた概算)。

金利税引前利息税引後利息(概算)
年0.40%(改定前の大手行)4,000円約3,187円
年0.50%(改定後の大手行)5,000円約3,984円
年1.20%(あおぞら銀行BANK・100万円以下)12,000円約9,562円

大手行の0.10%引き上げは、100万円あたり年間で税引後約800円の増加です。金額としては大きくありませんが、「普通預金の金利はほぼゼロ」という前提はすでに過去のものになりつつあります。

注意点

  • 改定日が銀行によって異なります。大手行・FFGは11月2日、auじぶん銀行は11月1日、あおぞら銀行は10月1日です。
  • 普通預金は変動金利です。今後の金融情勢によって再び変更される可能性があります。
  • 定期預金の改定は「後日発表」の銀行が多いです。定期預金への預け替えを考えている場合は、各行の続報を確認してから判断するのが無難です。
  • 三井住友銀行については、2026年9月23日時点で同行のニュースリリース一覧に同種の発表は見当たりませんでした。最新の金利は同行公式サイトで確認してください。
  • 優遇金利(auじぶん銀行など)は適用条件を満たしている場合のみです。条件を満たしているかは各行サイトで確認しましょう。

利用者がとるべきアクション

1. 自分のメイン口座の改定日と新金利を確認する

大手行を給与口座にしている人は、特別な手続きなしで11月2日から新金利が適用されます。まずは自分の口座がどの銀行・どの商品かを確認しましょう。

2. 「生活費口座」と「貯める口座」を分けて考える

あおぞら銀行BANKのように、条件なしで年1%超の普通預金もあります。生活費は大手行、手元資金の一部はより高金利の銀行、という分け方も選択肢です。ただし振込手数料やATM利用条件なども含めて比較しましょう。

3. 定期預金の続報を待つ

みずほ・三井住友信託・三菱UFJ信託・FFGはいずれも定期預金金利の改定を予定・検討中としています。まとまった資金を定期に回す予定がある場合、発表を待ってから預け入れ時期を決める方が合理的です。

考察:預金金利の「全面引き上げ」局面へ

当ブログでは9月22日にゆうちょ銀行の通常貯金金利引き上げPayPay銀行の普通預金金利引き上げもお伝えしました。今回、メガバンク・信託銀行・大手地銀グループまでが同じ日に足並みをそろえたことで、普通預金金利は業態を問わず引き上げ局面に入ったといえます。

一方で、あおぞら銀行のように条件なしで大手行の2倍以上の金利を提示する銀行も出てきており、「どこに預けても同じ」ではなくなっています。金利差が広がるほど、預金の置き場所を見直す価値は高まります。今後発表される定期預金金利とあわせて、各行の動向を引き続き確認していきます。

まとめ

  • 三菱UFJ・みずほ・三井住友信託・三菱UFJ信託・FFG各行が普通預金を年0.40%→0.50%へ(2026年11月2日〜)
  • auじぶん銀行は年0.41%→0.51%(11月1日〜)、優遇後は最大年0.85%
  • あおぞら銀行BANKは100万円以下の部分が年1.20%(10月1日〜)、条件なし
  • 定期預金金利は多くの銀行が後日発表予定。続報を確認してから判断を

出典

出典:三菱UFJ銀行「円普通預金金利の改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.bk.mufg.jp/news/news2026/pdf/news0918_1.pdf

出典:みずほ銀行・みずほ信託銀行「円預金金利の改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20260918_2release_jp.pdf

出典:三井住友信託銀行「円預金金利の改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/260918.pdf

出典:三菱UFJ信託銀行「円普通預金及び短期プライムレートの改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/260918_1.pdf

出典:ふくおかフィナンシャルグループ「円普通預金の金利引き上げについて」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.fukuoka-fg.com/news_info_pdf/2026/20260918_release2.pdf

出典:auじぶん銀行「円普通預金金利の改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.jibunbank.co.jp/announcement/2026/pdf/0918_01/20260918_01.pdf

出典:あおぞら銀行「円普通預金(BANK)等の金利改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.aozorabank.co.jp/info_article/bank/100120-bank.html

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