鳥取銀行は2026年10月9日、2027年4月1日から各種手数料を改定し、あわせて一部サービスを終了すると発表しました。影響が大きいのは貸金庫で、利用手数料がほぼ2倍になるうえ、米子中央支店と出雲支店では取扱いそのものが2027年3月末で終わります。この記事では、変更点を表で整理し、契約者が確認しておきたい点をまとめます。
変更の全体像:手数料改定は2027年4月1日、サービス終了は3月31日
今回の発表は、手数料の改定、貸金庫の見直し、サービスの終了・新規受付停止の3つに分かれています。日付が項目ごとに異なるため、先に一覧で確認しておきます。
| 項目 | 内容 | 日付 |
|---|---|---|
| 紙媒体・DVD等持込手数料 | 1回1,100円 → 2,200円 | 2027年4月1日改定 |
| 外国送金手数料(電信送金・店頭窓口) | 7,000円 → 10,000円 | 2027年4月1日改定 |
| 貸金庫利用手数料 | 各店・各タイプとも約2倍 | 2027年4月1日改定 |
| 貸金庫(米子中央支店・出雲支店) | 取扱終了 | 新規受付停止 2026年10月9日/終了 2027年3月31日 |
| DVD媒体受付 | 取扱終了 | 新規受付停止 2026年10月9日/終了 2027年3月31日 |
| 法人IB「フリーweb版」 | 取扱終了(新規受付は終了済み) | 2027年3月31日 |
| ファクシミリサービス | 新規受付停止 | 2026年10月9日 |
手数料はいずれも税込です。紙媒体・DVD等の持込と外国送金は、窓口で手続きする場合の手数料です。
貸金庫の利用手数料は月額・年額とも2倍に
貸金庫の新しい手数料は、公表された別紙で店舗・タイプごとに示されています。月額・年額とも、現行の2倍の金額です(税込)。
| 設置店舗 | タイプ | 現行(月額/年額) | 2027年4月1日から(月額/年額) |
|---|---|---|---|
| 本店営業部 | A | 1,100円/13,200円 | 2,200円/26,400円 |
| 本店営業部 | B | 1,650円/19,800円 | 3,300円/39,600円 |
| 本店営業部 | C | 2,200円/26,400円 | 4,400円/52,800円 |
| 本店営業部 | D | 3,300円/39,600円 | 6,600円/79,200円 |
| 米子営業部 | A | 1,100円/13,200円 | 2,200円/26,400円 |
| 米子営業部 | B | 1,650円/19,800円 | 3,300円/39,600円 |
| 米子営業部 | C | 2,200円/26,400円 | 4,400円/52,800円 |
| 倉吉中央支店 | ― | 825円/9,900円 | 1,650円/19,800円 |
| 大阪支店 | ― | 1,100円/13,200円 | 2,200円/26,400円 |
本店営業部と米子営業部の貸金庫は、平日9時〜21時、土日祝9時〜19時に利用できます。倉吉中央支店と大阪支店は平日9時〜17時です。
米子中央支店・出雲支店の貸金庫は2027年3月末で終了
米子中央支店と出雲支店では、貸金庫の新規受付を発表当日の2026年10月9日に止めました。取扱いは2027年3月31日で終わります。現在契約している人には、銀行から郵送で案内が届くとしています。
終了日までに中身を引き取り、解約する必要があると考えられます。具体的な手続きや、ほかの店舗への移し替えができるかどうかは、発表資料に書かれていません。郵送の案内を待つか、取引店に確認してください。
利用者への影響:貸金庫の契約者と外国送金の利用者が中心
影響を受けるのは主に次の人です。
- 鳥取銀行の貸金庫を契約している人(全店で手数料が2倍)
- 米子中央支店・出雲支店で貸金庫を契約している人(取扱終了)
- 窓口から海外へ電信送金する人(1件3,000円の値上げ)
- 振込や口座振替のデータを紙やDVDで持ち込んでいる事業者
本店営業部のDタイプを使っている場合、年額は39,600円から79,200円へ上がり、負担は年39,600円増えます。最も安い倉吉中央支店でも、年9,900円増えます。
注意点
- 手数料の改定日(2027年4月1日)と、サービスの終了日(2027年3月31日)は1日ずれています。
- 外国送金で値上げの対象として示されているのは「電信送金のうち店頭窓口」です。それ以外の経路の手数料は発表資料に記載がありません。
- DVD媒体での受付は、新規受付をすでに止めています。データ持込を使っている事業者は、代わりの方法を早めに取引店と相談したほうが安全です。
考察:窓口・紙ベースの業務ほど費用負担が重くなる流れ
今回の改定は、貸金庫、窓口からの外国送金、紙・DVDでのデータ持込と、いずれも人手や設備のかかる業務に集中しています。銀行側がこうした業務のコストを利用者に求める方向へ動いていると読めます。ただし、値上げの理由について発表資料は触れていないため、ここで書いたのは記事作成者の見立てです。
貸金庫を契約している人は、年額が2倍になっても使い続けるか、保管物を見直すかを、2027年3月までに決めておくとよいでしょう。
まとめ
鳥取銀行は2027年4月1日から、貸金庫の利用手数料を2倍にし、外国送金(店頭の電信送金)を10,000円、紙媒体・DVD等持込を2,200円へ引き上げます。米子中央支店と出雲支店の貸金庫は2027年3月31日で終わります。契約者は郵送の案内を確認し、不明な点は取引店に問い合わせてください。
出典:鳥取銀行「各種手数料改定および一部サービスの廃止について」(2026年10月9日)
元記事URL:https://www.tottoribank.co.jp/torigin/news/2026/2026-10-09.pdf


コメント