東邦銀行は2026年10月20日、「東邦銀行アプリ」に3つの機能を加えました。1日1回だけ最大200万円まで振り込める「高額振込機能」と、不正利用対策の「公的個人認証機能」「振込保留機能」です。便利になる一方で、リスクが高いと判定された振込は一時的に止まるようになります。この記事では、それぞれの機能の中身と、利用者が気をつけたい点をまとめます。
追加された3つの機能
| 機能 | 内容 | 開始日 |
|---|---|---|
| 高額振込機能 | 1日1回だけ、通常の限度額を超えて最大200万円まで振込できる | 2026年10月20日 |
| 公的個人認証機能 | アプリでマイナンバーカードを読み取り、カードの暗証番号を入力して本人を確認する | 2026年10月20日 |
| 振込保留機能 | 振込のときに不正利用などのリスクをリアルタイムで判定し、高リスクの振込を一時保留する | 2026年10月20日 |
高額振込:通常20万円の上限を、1日1回だけ200万円まで
東邦銀行アプリの通常の振込限度額は、1日・1回あたり20万円です。高額振込機能を使うと、1日1回に限り、この限度額を超えて最大200万円まで振り込めます。上限は通常の10倍です。家賃の更新料や車の購入代金など、20万円を超える支払いをアプリだけで済ませたい人に向いた機能です。
リリースでは、高額振込とマイナンバーカードによる本人確認が同時に導入されています。高額振込を使う際にどの認証が求められるのかは、リリースからは読み取れません。実際の手順はアプリの画面で確認してください。
セキュリティ強化:マイナンバーカード認証と振込保留
公的個人認証機能
アプリでマイナンバーカードを読み取り、カードに設定した暗証番号を入力して本人を確認する機能です。東邦銀行は、より確実な本人確認を実現するためと説明しています。
振込保留機能
振込を実行したときに、不正利用などのリスクをリアルタイムで判定します。リスクが高いと判断された振込は、すぐには実行されず一時的に保留されます。
注意点:保留された振込は、自分から連絡しないと進まない
振込が保留になった場合、利用者から東邦銀行の「ハローサービスセンター」へ連絡する必要があります。銀行側が本人と振込内容を確認したうえで処理する流れです。保留の期限は、保留された日の翌営業日15時までとされています。
- 期日のある支払いは、保留になっても間に合うよう余裕をもって振り込む
- 振込が保留になったら、翌営業日15時までにハローサービスセンターへ連絡する
- 自分が操作していない振込で保留の案内が出た場合は、不正利用を疑って同センターに相談する
期限を過ぎた保留がどう扱われるか(取り消しになるのか等)は、リリースには書かれていません。気になる場合は事前に同行へ確認しておくと安心です。
考察:限度額を上げる代わりに、入口と出口の両方で守る設計
アプリの振込上限を上げると、不正に乗っ取られたときの被害額も大きくなります。東邦銀行は今回、限度額の引き上げと同じ日に、本人確認(入口)と振込のリスク判定(出口)の両方を導入しました。利便性と安全性を同時に扱う発表になっている点が特徴です。
ほかの銀行でも、不正送金を防ぐための振込制限や確認の仕組みを強める動きが続いています。利用者の側は、保留や追加の確認が「不正対策として正常に動いている」状態だと理解しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
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まとめ
東邦銀行アプリでは10月20日から、1日1回・最大200万円の高額振込ができるようになりました。同時に、マイナンバーカードによる本人確認と、リスクの高い振込を止める振込保留が始まっています。保留された振込は翌営業日15時までにハローサービスセンターへ連絡しないと進まないため、期日のある支払いは早めに済ませておきましょう。
出典:東邦銀行「『東邦銀行アプリ』への高額振込機能の追加およびセキュリティ強化について」(2026年10月20日)
元記事URL:https://www.tohobank.co.jp/cms_source/data/newsrelease/files/20261020_1.pdf


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