クレディセゾンは2026年9月7日、一部カードの「ショッピングリボ払い手数料率(実質年率)」を15.0%から18.0%へ引き上げると発表しました。対象はセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費優遇型)とセゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードの2種類で、2027年1月4日のお引き落とし分から適用されます。この記事では、変更内容・スケジュール・利用者への影響と、いま確認しておくべき対策を整理します。
何が変わるのか(変更の概要)
今回の変更は、対象カードでショッピングリボ払いを利用した場合にかかる手数料率(実質年率)の引き上げです。「標準コース」「長期コース」「定額コース」の実質年率が対象で、現在15.0%で契約している利用者の料率が18.0%へと3.0ポイント上がります。キャッシングの料率は変更されません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象カード | セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード(年会費優遇型)/セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード |
| 対象の支払い | ショッピングリボ払い(標準・長期・定額コース) |
| 変更前の実質年率 | 15.0% |
| 変更後の実質年率 | 18.0% |
| キャッシング料率 | 変更なし |
なお、現在すでに実質年率15.0%以外の条件で契約している利用者は、今回の変更の対象外です。自分の支払いコースと手数料率は、会員サイト「Netアンサー」の「便利な機能」→「お客様情報の確認・変更」で確認できます。
適用スケジュール
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年11月14日(土) | 解約の情報がこの日までにセゾンへ届けば、変更対象外(変更前の15.0%のまま) |
| 2026年12月14日(月) | この時点のショッピングリボ利用残高に対して、変更後の手数料率を適用 |
| 2027年1月4日(月) | 変更後の手数料率によるお引き落とし分の開始(初回引き落とし日) |
ポイントは、すでに保有しているリボ残高を含む「すべてのショッピングリボ利用残高」に新しい料率が適用される点です。過去の買い物で積み上がったリボ残高も、2026年12月14日時点で残っていれば18.0%の対象になります。
利用者への影響
手数料率が15.0%から18.0%へ上がると、リボ残高に対して毎月かかる手数料が増えます。とくに影響が出るのは、リボ残高を継続的に抱えている利用者です。
セゾンの案内によると、定額コースを除き、料率が変わっても月々の支払額そのものは原則として変わりません。ただし支払額のうち手数料が占める割合が増えるため、毎月のリボ残高に充当される元本部分が減り、完済までの期間が長引き、総支払額が増えることになります。定額コースの場合は、手数料が指定金額を超えると、手数料を超えるまで指定金額に1万円単位で加算した額が支払額になります。
見落としがちな注意点
- 対象は「現在15.0%で契約している人」のみ。それ以外の料率で契約している人は今回の対象外です。
- 新料率は将来の利用分だけでなく、既存のリボ残高にも適用されます。
- 2026年11月14日までにリボ払いの解約(対象カード自体ではなくリボ設定の解約情報)がセゾンに届けば、15.0%のまま支払えます。Netアンサーからの解約はリアルタイムで反映されます。
- 月々の支払額が変わらないため「負担が増えていない」と錯覚しやすいですが、実際は元本の減りが遅くなっています。
いま取るべきアクション
1. 自分のリボ残高と手数料率を確認する
まず「Netアンサー」で、対象カードにショッピングリボ残高があるか、実質年率が15.0%かを確認します。残高がなく、リボを使っていなければ、今回の変更による実害はありません。
2. 可能なら12月14日までに繰上返済・一括払いを検討する
新料率が適用される基準日は2026年12月14日時点の残高です。余裕があれば、この日までにリボ残高を繰上返済または一括で減らしておくと、18.0%が適用される元本を小さくできます。
3. リボを続けないなら11月14日までに解約手続きを
今後リボ払いを使わない方針であれば、2026年11月14日までにリボの解約情報を届ければ、残高分は15.0%のまま支払えます。手続きの反映タイミングに余裕を持たせるため、締切ギリギリではなく早めの対応が安全です。
考察:広がるカード各社の「手数料引き上げ」
今回のセゾンの改定は単発の動きではなく、ここ数カ月続くカード各社の手数料見直しの流れの中にあります。たとえばau PAYカードはリボ払いの実質年率を18.00%から19.80%へ引き上げ、海外事務処理経費なども改定しています(au PAYカードの手数料改定)。エムアイカードのアメックスブランドカードでも外貨ショッピングの事務処理経費が引き上げられました(エムアイカードの外貨手数料改定)。
背景には金利環境の変化があるとみられますが、利用者側の対策はシンプルです。リボ払いや分割払いといった手数料のかかる支払い方法を常用している場合、料率引き上げの影響を最も受けます。可能な範囲で残高を一括・繰上で減らし、日常の支払いは一回払いを基本にすることが、こうした改定の影響を抑える最も確実な方法といえます。
まとめ
- セゾンゴールド/ローズゴールドAmexのショッピングリボ手数料率が15.0%→18.0%に引き上げ。
- 2026年12月14日時点の残高に新料率が適用、初回引き落としは2027年1月4日。
- 既存残高も対象。月々の支払額は原則不変だが、元本の減りが遅くなる。
- 15.0%以外の契約者は対象外。11月14日までにリボ解約情報が届けば15.0%のまま。
- まずNetアンサーで残高・料率を確認し、余裕があれば12月14日までに繰上返済を検討。
手数料や特典の条件は今後も変わる可能性があります。最新かつ正確な内容は、必ず公式サイトの案内でご確認ください。
出典:クレジットカードはセゾンカード「一部カードにおける『ショッピングリボ手数料率』の変更について」(2026年9月7日)
元記事URL:https://www.saisoncard.co.jp/customer-support/information/20260907/


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