広島市中区基町、紙屋町エリアに建つリーガロイヤルホテル広島に宿泊しました。広島バスセンターに隣接し、平和記念公園や広島城まで歩いて行ける立地で、広島観光・出張の定番として名前が挙がるホテルです。
この記事では、実際に撮影した写真をもとに客室・アメニティ・水回り・眺望・館内の雰囲気をレビューし、公式情報にもとづくフロア構成やアクセスの要点を整理します。

リーガロイヤルホテル広島の基本情報
まず、ホテルの規模感を押さえておきます。以下は公式サイトの「ホテル概要」に記載されている内容です(確認時点の情報)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 広島市中区基町6番78号 |
| 開業 | 1994年(平成6年)4月25日 |
| 構造 | 地下2階、地上35階 |
| 客室数 | 491室(禁煙室410室、スイート8室) |
| チェックイン/アウト | 15:00 / 11:00 |
| 料飲施設 | ダイニング ルオーレ、鉄板焼なにわ、チャイニーズダイニング リュウ、寿司 旬菜 酒仙、日本料理 鯉城、レストラン シャンボール、スカイダイニング リーガトップ |
| 宴会・会議施設 | 31ヵ所/最大収容2,000名 |
| 駐車場 | 100台収容(有料) |
開業から30年を超える都市型ホテルで、地上35階建て・491室という規模は広島市内でも最大級です。最上階の33階にはレストランとバーがあり、宴会場が31ヵ所ある点からも、観光客だけでなく地元の冠婚葬祭・法人利用を広く受け止めてきたホテルであることが分かります。
客室は3つのフロアカテゴリーに分かれる
公式サイトによると、客室は高さによって3つのカテゴリーに分かれています。どのフロアに泊まるかで設備が変わるため、予約前に確認しておきたいポイントです。
| フロア | 階数 | 特徴(公式情報) |
|---|---|---|
| スタンダードフロア | 低〜中層階 | 機能性と快適性を備えた標準客室。全室で無線LAN無料 |
| スーペリアフロア | 26〜29階 | 南側はシーサイドビュー、北側は広島城側。28階にコネクティングルームあり |
| エグゼクティブフロア | 30・31階 | 2020年に改装。窓際のソファベンチ、33階での限定朝食などの特典 |
- コーヒーマシンはスーペリア・エグゼクティブフロア限定(公式サイト記載)
- マットレスは全客室がSerta社のポケットコイル。スーペリア以上はエアウィーヴのマットレスパッドを併用(一部客室を除く)
- エグゼクティブフロア宿泊者は、プール・浴室・サウナが無料(事前予約制・2時間制)
特典や対象フロアは変更される可能性があるため、最新の条件は公式サイトまたは予約時にご確認ください。
客室レポート|約35㎡のツインとピクチャーウインドウ
通された客室はツインルーム。公式サイトが「約35m²の広々としたツインルームを中心に」と説明しているとおり、ベッド2台を置いてもスーツケースを広げる余裕があり、窓際まで歩いて行ける奥行きがありました。
特徴的なのが窓辺です。窓を木枠で囲ってピクチャーウインドウのように見せ、その下にクッション付きのソファベンチが造り付けられています。デスクチェアとは別に「座って景色を眺める場所」があるのは、滞在時間が長いときにありがたい設計でした。

家具は濃い色の木製で統一され、真鍮のスタンドライトやドレッサーミラーも含めて、良くも悪くも1990年代の都市型ホテルらしいクラシカルな雰囲気です。近年のモダンなデザインホテルを期待すると印象は違いますが、落ち着いて過ごしたい人には合うはずです。テレビのサイズは現行のホテルの標準からするとやや小さめでした。
コーヒーマシン・ケトル・ティーセット

チェストの上には電気ケトル、ドリップポッド式のコーヒーマシン、陶器のマグカップ2客、紅茶のティーバッグ、そして無料のミネラルウォーターが2本用意されていました。紙コップではなく陶器のマグが置かれている点に、シティホテルらしさが出ています。
引き出しの中には周辺案内と広島市の防災ハンドブックが入っていました。地震・水害時の避難情報がまとまっているもので、旅行者でも目を通しておく価値があります。
冷蔵庫はご当地ドリンク入りのミニバー

冷蔵庫は空ではなく、有料のミニバーとしてドリンクがセットされていました。ビール(アサヒ スーパードライ/ザ・プレミアム・モルツ)や緑茶・麦茶・ミネラルウォーターに加えて、広島レモンサイダーと広島はっさくサイダーというご当地ドリンクが入っているのが面白いところです。
ミニバーは有料、チェスト上のミネラルウォーターは無料という切り分けでした。価格は客室内の料金表に記載されているので、飲む前に確認するのが確実です。冷蔵庫には空きスペースがあり、持ち込んだ飲み物を冷やすこともできます。
バスルーム|独立浴槽と大理石調のカウンター

バスルームはバスタブ・洗面・トイレが一体になったタイプで、大理石調のカウンターに洗面ボウルと拡大鏡が備わります。タイルと石目調でまとめられた内装は開業当時の意匠を感じさせますが、清掃は行き届いていました。
- シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュはポンプ式ボトル(環境配慮のため使い捨てチューブから置き換え済み/公式情報)
- 洗面台にフェイス&ハンドソープのボトル、歯ブラシなどのアメニティボックス、グラス、バスマットを常備
- 常備アメニティはウォッシュタオル・綿棒・歯ブラシ・ヘアブラシ・レザー・石鹸・男性化粧品・女性化粧品・洗顔フォーム(公式情報)
洗い場付きではないため、家族で順番に入浴するような使い方には向きません。大浴場を使いたい場合は、館内のヘルスクラブに浴室・サウナがあります(宿泊者は有料。エグゼクティブフロア宿泊者は無料で、いずれも事前予約制・2時間制)。利用条件は変わりやすいので、最新情報は公式サイトまたはフロントでご確認ください。
クローゼット周りとズボンプレッサー

クローゼットの前にはズボンプレッサーが据え置きで置かれ、足元にはスリッパ、クローゼット内にはセーフティボックスがありました。フロントに借りに行かなくてもスーツの折り目を整えられるのは、出張利用では実用的なポイントです。
眺望|市街地の先に瀬戸内海と島影

高層階からの眺めは、このホテルの大きな価値だと感じました。眼下に広島の市街地が広がり、その先に瀬戸内海と島影、さらに奥に山並みが重なります。手前には広銀ビルやエディオンなどの紙屋町・八丁堀の商業ビル、右手には川と緑地も見えました。
公式サイトでも、南側は原爆ドームと宮島という2つの世界遺産の方角、北側は広島城や山々が見えると説明されています。方角によって見えるものが変わるため、眺望にこだわるなら予約時に希望を伝えておくとよいでしょう(確約されるとは限りません)。
館内・ロビーの雰囲気

ロビーは大理石調の床に円形の絨毯、赤いカーペットの大階段という、格式を前面に出したつくりです。階段の正面には厳島神社を描いた大きな絵画が掲げられ、広島のホテルであることを印象づけます。

宴会場フロアは廊下が長く、インフォメーションカウンターやクロークが常設されています。宴会・会議施設が31ヵ所あるだけあって、結婚式や法人イベントが同時に行われても動線が交錯しにくい構成でした。裏を返せば、週末は宿泊以外の来館者も多くなります。静けさを最優先するなら、高層階を希望しておくと安心です。
アクセス|バスセンター隣接で広島観光の起点になる
公式サイトのアクセス情報をもとに、主要な行き方を整理します(所要時間は目安)。
| 出発地 | ルート | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| JR広島駅 | タクシー | 約10分 |
| JR広島駅 | 路面電車(宮島口行き・江波行きなど)→「紙屋町東」または「紙屋町西」下車 | 電車約15分+徒歩約3分 |
| 広島空港 | リムジンバス→「広島バスセンター」下車 | 約55分〜1時間+徒歩すぐ |
| アストラムライン | 「県庁前」駅下車 | 徒歩すぐ |
| 山陽自動車道 広島IC | 国道54号(祇園新道)経由 | 約20分 |
- 広島バスセンターに隣接しているため、空港リムジンや高速バスで着いたその足でチェックインできる
- 平和記念公園・原爆ドーム、広島城、ひろしま美術館などが徒歩圏
- 紙屋町・本通りの商業エリアが近く、食事や買い物の選択肢が多い
宮島へ向かう場合も、路面電車やバスの起点が近いため移動を組み立てやすい立地です。
泊まってみて感じた良い点・気になった点
良かった点
- バスセンター隣接・紙屋町から徒歩3分という立地の強さ
- 高層階からの市街地+瀬戸内海の眺望
- 約35㎡クラスのツインで、荷物を広げても手狭にならない広さ
- 窓際のソファベンチという「景色を眺めるための居場所」
- コーヒーマシン・陶器のマグ・無料の水など、客室内の設えが実用的
- 広島レモンサイダーなど、ミニバーにご当地感がある
気になった点
- 内装・家具は開業年代相応でクラシカル。モダンなデザインを求める人には好みが分かれる
- バスルームは洗い場なしの一体型で、最新ホテルのような広さはない
- テレビが現在の標準からすると小さめ
- フロアによって設備差がある(コーヒーマシンはスーペリア・エグゼクティブ限定)
- ヘルスクラブの浴室・サウナは原則有料で、事前予約制
こんな人におすすめ
- 公共交通で広島入りし、荷物を持って歩きたくない人(バスセンター隣接)
- 平和記念公園・広島城を徒歩で回りたい観光客
- 高層階からの眺望を滞在の主役にしたい人
- 宴会・会議で利用し、そのまま宿泊したい法人利用
逆に、最新の内装や広いバスルーム、大浴場付きの滞在を重視するなら、広島駅周辺の新しいホテルと比較検討するのが良いと思います。広島市内の他のホテルについては、以下の宿泊記も参考にしてください。
まとめ
リーガロイヤルホテル広島は、立地と眺望、そして広さで選ぶホテルだと感じました。地上35階・491室という規模と30年以上の営業実績があり、設備の新しさで勝負するタイプではありませんが、紙屋町のど真ん中で約35㎡の部屋に泊まれて、窓辺から瀬戸内海まで見渡せる価値は大きいです。
予約する際は、①フロアカテゴリー(コーヒーマシンなど設備が変わる)、②方角(海側か広島城側か)、③ヘルスクラブの利用条件、の3点を確認しておくと満足度が上がります。料金や特典、営業状況は変わるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
参考・出典
出典:リーガロイヤルホテル広島「ホテル概要」(公式サイト)
元記事URL:https://www.rihga.co.jp/hiroshima/about/
出典:リーガロイヤルホテル広島「スーペリアフロア」(公式サイト)
元記事URL:https://www.rihga.co.jp/hiroshima/stay/room/superior/
出典:リーガロイヤルホテル広島「エグゼクティブフロア」(公式サイト)
元記事URL:https://www.rihga.co.jp/hiroshima/stay/room/executive/
出典:リーガロイヤルホテル広島「アクセス」(公式サイト)
元記事URL:https://www.rihga.co.jp/hiroshima/access
※本文中の写真はすべて筆者が撮影したものです。館内の設備・サービス内容は変更される場合があります。


コメント