香港に拠点のあるホテルグループ「マンダリンオリエンタル」の台北宿泊記です。
アクセス
立地としては台北松山空港に大変近いこともあり、台北出発の前日に宿泊することが多いです。
予約について
今回はアメリカン・エキスプレス(AMERICAN EXPRESS / 以下AMEX)のプラチナ・カードに付帯している特典である「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」を利用して予約をしました。

特典内容は以下の通りです。
- ご滞在中館内でのご利用代からUS$100相当オフ※対象外の館内施設がある場合がございますので、チェックイン時にホテルにてご確認ください。
- お部屋のアップグレード
- 12:00よりチェックイン
- 2名様分の朝食をサービス
- 客室内のWi-Fi無料
- チェックアウトを16時まで延長
実際の体験も交えてご紹介していきます。
ファシリティー
マンダリンオリエンタル台北の施設も紹介します。
エントランス
車寄せから館内に足を踏み入れるとまず目につくのは白を基調とした天井の高い空間です。ここでチェックインを行います。
マンダリン台北はまるでそこだけがヨーロッパを想起させるような空間になっており、台北にいるということを忘れてしまいます。
今回は予定より大幅に早く10:00頃の到着となったのですが、部屋を用意していただけたのはAMEXのファイン・ホテル・アンド・リゾートにて予約をしていたならではのホスピタリティでした。





チェックインの際にはおもてなしもあり、気持ちよく過ごすことができます。ただし日本語のわかるスタッフがいるとは限らないので最低限の英語力は必要でしょう。

ザ・アーケード
建物内にはちょっとしたショッピングエリアがあり「ザ・アーケード(文華精品 / THE ARCADE)」と呼ばれています。




マンダリンオリエンタルのショップもこのアーケード内にあり、台北限定の商品もあります。



プール・サウナ






客室
道路側の眺望部屋
今回はお部屋のアップグレードは叶いませんでしたが、眺望は道路側で開放感のある、デラックスルームのキングサイズベッドの部屋です。おそらく客室のラインナップでは一番リーズナブルな部屋です。
https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan/stay/deluxe-room

プラン詳細
街の景観、またはホテルの中庭、美しく手入れされた庭園やプールを眺めながら、くつろぎのひとときをご満喫いただけます。このエレガントなゲストルームには、美しいダーク ウッドの家具と趣のある照明が作り出す洗練された雰囲気が漂います。
キングサイズ ベッド
55㎡ / 592ft²
シティ/ガーデンビュー
主なおすすめ:
- 壁一面に広がる大きな窓
- バスタブとレインフォレスト シャワー
- コネクティング ルームのご利用
- ゲスト用パウダールーム
- ウォークイン クローゼット
- 補助機能付きのお部屋もご用意しております
アメニティ:
出典: https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan/stay/deluxe-room
- ハイビジョン液晶テレビ
- グースダウンの寝具
- ピローメニュー
- パススルー クローゼット
- ネスプレッソ コーヒーメーカー
- エキストラベッド(ご要望に応じて)
今回、子供連れの私たちに対してエキストラベッドを無料で設置していただけたのはマンダリンオリエンタルのホスピタリティを感じることが出来ました。
また、台湾のホテルはトイレと浴室が一つの部屋に集約されていることが多い中でこのホテルでは別室となっており、その点は評価できます。

浴室はシャワールームと、大きなバスタブがあり疲れを取るには十分な広さです。備え付けのアメニティはdiptyque(ディプティック)で、ここも高級感のあるポイントでした。


ピンクのライトアップがあったりと全体的にムードを演出することが出来そうなお部屋です。



あと個人的には、台湾茶のティーパックが提供されていてたくさんお茶を飲めるのが加点ポイントです。



裏庭側の眺望部屋
二回目の宿泊では部屋サイズが大きくなるアップグレードをしていただけました。








水回り
ベッドルームとは独立したエリアにあるのがグッドポイントです。トイレも温水便座でした。




ミニバー




眺望
道路側の眺望に比べるとそこまでパッとはしないですが、開放感は十分あります。

インフォメーション

朝食:Café Un Deux Trois

朝食はホテル内のレストラン「Café Un Deux Trois(カフェ アン ドゥ トロワ)」にて、朝7時からの提供でした。
https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan/dine/cafe-un-deux-trois
ビュッフェ形式の中華や洋風をメインとしたラインナップでどれも美味しいです。特に牛肉麺は逸品ですので、ぜひ食べてみてください。









二回目訪問時















レストラン:広東料理 雅閣(YA GE / ヤグ)
今回ファイン・ホテル・アンド・リゾートの特典にあったUS$100相当の特典はこちらのレストランで利用しました。
ミシュランに掲載されているだけあってさすがのクオリティ、出てくる料理全てが細部に拘ったもので食べ応えのある内容でした。
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- ランチ 12:00~14:30(月曜日~金曜日)、11:30~14:30(土曜日、日曜日)
- ディナー 18:00~22:00
世界にその名を知られる中国料理レストラン「ヤグ」は2023年、6年連続でミシュランガイド台北・台中・台南・高雄版で1つ星を獲得しました。
優雅な空間が広がる中華レストラン「ヤグ」。地産食材を中心に入念に作り上げたメニューには、経験豊富な調理チームが創造力を駆使してご用意する料理が並びます。伝統的な点心、ワイン、上等なお茶も、厳選してご用意しています。
「ヤグ」には、メインダイニングルームのほかに、優雅なしつらえの個室が5室があり、最も広い個室は20名様までご利用いただけます。接待、ご家族やお仲間との食事会に最適です。
ドレスコード:エレガントで整った服装をご着用くださいますようお願いいたします。男性は襟付きシャツ、足が露出しない靴をご着用ください。女性にはダイニングルームではエレガントな服装をお願いしております。ダイニングルームでのスリッパの着用はご遠慮ください。
https://www.mandarinoriental.com/ja/taipei/songshan/dine/ya-ge








ホテルの周辺散策
ホテルの周辺にはスーパーやドラッグストア、ショッピングモールなどを筆頭に最寄の南京復興駅を中心にいろいろな店があるので困ることはないでしょう。
例として、以下はスターラックス航空のグッズを販売しているセブンイレブンです。




ドラッグストアは「COSMED / 康是美(コスメド)」があります。
台湾で人気の顔パックは空港で買うより街中で買う方が絶対にやすいので街中で買っておきましょう。






ホテルのすぐ近くにはマンダリンオリエンタルのレジデンスもあります。一度は行ってみたいものです。
https://www.mandarinoriental.com/en/residences/current/taipei


また、ホテルから徒歩圏内に「but. we love butter」という大変美味しいバタークッキーの専門店もありますので是非足を運んでみてください。

台北エリアの観光について
以下のスポットがメジャーですので、ぜひ検討してみてはどうでしょうか。
台北101
101階建て、508メートル。世界第五位の高さを誇る高層ビル。複数フロアのショッピングセンターやフードコート、89Fの展望台やギフトショップなども有しております
華山1914文化創意產業園區
1914年に建築された酒工場の跡地。1999年にリノベーションされ現在の文化創造エリアに。多くの文化活動、藝術及び音楽イベントなどをここで開催。エリア内には商店、カフェ、バー、レストランなども有り。
迪化街
19世紀中ごろの台北の中心的な商業エリア。多くの商店やギャラリー、漢方薬店、伝統的な装飾品や食品などを販売する店舗が軒を連ねています。
故宮博物院
威風堂々とした建築の中に、はるか5,000年もの歴史を誇る中国の歴史的な文物や秘宝が常設展示されています。
中正紀念堂
以前の中華民国総統のために建設された、巨大な青いガラス瓦の屋根が美しい台北のシンボル。毎時0分に衛兵交代も行われます。
西門町
台北西門町エリアは最も人気のアミューズメントエリア。映画、ファッション、漫画、音楽、ストリートパフォーマンスなど数多くのエンターテイメント活動が行われています。
貓空
台北のお茶処。現在はお茶を楽しむだけではなく、文化や歴史を伝える人気スポットとなっています。猫空ゴンドラに乗車し、美しい景色をご覧いただきながら目的地の猫空を目指します。
九份
九份は金の採掘業が盛んになる前は樟脳の生産を行っていました。その時代合計で90軒もの業者があり、10軒を1単位として数えたことからこの地の名前が九份となったという言い伝えから今日に至るまでの名称となっています。九份には金採掘の繁栄とともに多く人で湧く繁華街となり、金鉱山の閉山とともにその繁栄も失われていきました。
ルームサービスについて
以下のWebページにはマンダリンオリエンタル台北に関する情報がいろいろとありますのでぜひご参考ください。
QRはこちら。

最後に
このホテルは台北でも人気のあるホテルの一つです。
ぜひ一度宿泊してみてはいかがでしょうか。
