マンダリン オリエンタル 東京 宿泊レポート|38階ロビーと50㎡客室を解説

マンダリン オリエンタル 東京 デラックス ルームのベッドまわり ホテル

日本橋三井タワーの高層階に入る「マンダリン オリエンタル 東京」に宿泊しました。この記事では、38階のロビーから客室(デラックス ルーム/50㎡クラス)、バスルーム、館内施設までを写真付きでレポートします。

「東京のラグジュアリーホテルはどこを選ぶべきか」「マンダリン オリエンタル 東京の部屋は実際どうなのか」を検討している方向けに、良かった点と、予約前に知っておきたい点の両方を整理しました。

マンダリン オリエンタル 東京の基本情報

マンダリン オリエンタル 東京は、2005年12月に開業した日本橋三井タワー内のラグジュアリーホテルです。客室はタワーの30〜36階、フロントとロビーは最上階の38階という構成で、チェックインの時点から東京の街を見下ろすことになります。

項目内容
所在地東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅 A7出口直結/東京メトロ東西線・都営浅草線「日本橋」駅から徒歩圏
フロント・ロビー38階
客室階30〜36階
客室数全179室(うちスイート22室)
最小客室サイズ約50㎡(デラックス ルーム)
スパ・フィットネス37階

最大の特徴は、全室50㎡以上という客室の広さと、地下鉄直結という立地の両立です。羽田・成田からのアクセス、東京駅からの近さ、そして日本橋・銀座エリアの散策のしやすさを考えると、観光にも記念日利用にも使いやすい位置にあります。

※館内構成・営業時間・提供サービスは変更されることがあります。最新情報は公式サイトまたは現地の案内でご確認ください。

38階のロビー:エレベーターを降りた瞬間が一番の見どころ

1階のエントランスからエレベーターで38階へ上がると、和の意匠を取り入れたコンテンポラリーなロビー空間が広がります。黒いフレームの衝立、大きな松、玉砂利を敷いた水景など、日本らしさを抽象化した造形が並び、いわゆる「外資系ラグジュアリー」の均質な内装とは違う印象を受けました。

マンダリン オリエンタル 東京 38階のロビー。松と和の意匠を配したエントランス空間
38階ロビー。衝立越しに窓の外の景色が抜ける構成になっている

衝立の向こう側が全面ガラスになっているため、視線が自然と外の景色へ抜けます。チェックイン待ちの時間そのものが体験になっている、という点で完成度の高い設計です。同じフロアにオールデイダイニングやラウンジがあり、宿泊しない人でも景色を楽しめる構成になっています。

客室(デラックス ルーム/50㎡クラス)

今回泊まったのは、約50㎡のデラックス ルーム系の客室です。東京のホテルでは50㎡がスイート扱いになることも珍しくないため、これがベースカテゴリーというのはかなり贅沢な設定です。

マンダリン オリエンタル 東京 デラックス ルームの室内と大手町方向の眺望
窓際のラウンジチェアとダイニングテーブル。床から天井までの窓で眺望が抜ける

レイアウトと居住性

  • ベッドエリアと窓際のリビング/ダイニングエリアが、床材の切り替えで自然にゾーニングされている
  • 窓際にラウンジチェアとオットマン、さらに2脚がけの丸テーブルがあり、作業も食事もできる
  • 大型テレビとサイドボードが壁面に収まり、床置きの荷物が増えても動線が詰まらない
  • ベッドサイドに電源とUSBポートがまとまっており、充電に困らない

床から天井までの窓が正面に来る配置なので、部屋に入った瞬間の抜け感が強いです。都心の高層ビル群が眼下に広がり、日中でも夜でも景色が持つ、というのがこのホテルの分かりやすい価値だと感じました。

マンダリン オリエンタル 東京 デラックス ルームのベッドまわり
ベッドヘッドは藤の花をあしらった和のパネル。左手が木製ルーバーのワードローブ

ベッドヘッドには藤の花を描いた和のパネル、左右には和紙のようなテクスチャーのペンダントライトが下がります。全体としては白木・生成り・グレージュでまとめた落ち着いたトーンで、装飾は控えめです。ワードローブは木製ルーバーの引き戸で仕切られており、廊下側からの光と音がやわらぐ構造になっています。

バスルーム:御影石で仕上げた独立シャワーとバスタブ

マンダリン オリエンタル 東京で評価が高いのがウェットエリアです。壁も床も御影石で仕上げられ、バスタブと洗い場付きのウォークインシャワーが分離しています。日本のホテルにありがちな「浴槽で立ってシャワーを浴びる」形式ではないので、2人以上での利用でも使い勝手が良いです。

マンダリン オリエンタル 東京 客室バスルームのウォークインシャワー
独立したウォークインシャワー。腰掛けられる石のベンチ付き
  • シャワーブースは独立型で、石のベンチを備える
  • シャンプー・コンディショナー・ボディソープはポンプ式のボトルで常備
  • バスタブは十分な深さがあり、ハンドシャワーも併設
  • バスタブ側にもタオル類がまとめて置かれている
マンダリン オリエンタル 東京 客室バスルームのバスタブとベビーバスチェア
バスタブまわり。依頼するとベビーバスチェアも用意してもらえた

なお、リクエストするとベビーバスチェアを用意してもらえました。小さな子ども連れでも滞在しやすい体制が整っている点は、実際に泊まってみて分かった価値のひとつです。必要な備品は事前に予約時のリクエスト欄で伝えておくと確実です。

館内施設で押さえておきたいポイント

  • 37階に「ザ・スパ・アット・マンダリン オリエンタル 東京」。トリートメントルームのほか、温浴施設(ヒート&ウォーターエリア)やフィットネスセンターを併設
  • 38階にオールデイダイニングとラウンジ。宿泊しなくても眺望を楽しめる
  • 37階には広東料理「センス」など、複数のレストランが入る
  • 低層階に宴会場・会議室。婚礼利用も多い

スパの温浴施設やフィットネスの利用条件(利用時間、年齢制限、追加料金の有無)は時期によって運用が変わるため、チェックイン時に確認するのが確実です。

予約前に知っておきたい注意点

1. エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)がない

マンダリン オリエンタル 東京には、いわゆるクラブラウンジがありません。「上級会員特典でラウンジのカクテルタイムを楽しむ」という滞在スタイルを想定している場合は、期待とずれる可能性があります。その分、レストランやインルームダイニングでの食事に予算を割り振る前提で計画すると納得感が出ます。

2. プールがない

温浴施設とフィットネスはありますが、宿泊者向けのスイミングプールはありません。プール利用を重視する場合は他のホテルとの比較が必要です。

3. 客室階でも方角で見える景色が変わる

客室は30〜36階に配置され、東側は東京スカイツリー方面、西側は大手町・皇居・新宿方面といった具合に、方角によって見える景色が大きく変わります。眺望に強いこだわりがある場合は、予約時に希望を伝えておくと反映される可能性があります。

4. ホテルの入口は分かりにくい

日本橋三井タワーはオフィス・商業複合ビルのため、初訪問だとホテル専用エレベーターの位置に迷いがちです。三越前駅A7出口から直結の動線を使い、ビル内の案内表示に従って38階行きのエレベーターへ向かうのが最短です。

どんな人に向いているか

タイプ相性
記念日・特別な滞在◎ 客室の広さと眺望で満足度が高い
子ども連れ◯ 50㎡以上の広さとベビー備品の貸出で滞在しやすい
出張・ビジネス◯ 三越前駅直結、東京駅も近い
ラウンジ特典重視△ クラブラウンジがない
プール目的× プールなし

まとめ

  • 客室は最小カテゴリーでも約50㎡。都心のホテルとしては圧倒的な余裕がある
  • 38階ロビーと客室の眺望が最大の魅力で、滞在時間そのものが体験になる
  • バスタブとウォークインシャワーが独立した御影石のウェットエリアは完成度が高い
  • クラブラウンジとプールがない点は、予約前に許容できるか確認しておきたい

「広い部屋と眺望に予算を集中させたい」「日本橋・東京駅エリアを拠点にしたい」という条件であれば、東京のラグジュアリーホテルの中でも有力な候補になります。次回は、館内のレストランやインルームダイニングについても記録していく予定です。

参考リンク

本記事の写真はすべて筆者が宿泊時に撮影したものです。施設情報・アクセスは以下の公式サイトを参照しています。

公式サイト:マンダリン オリエンタル 東京
URL:https://www.mandarinoriental.com/ja/tokyo/nihonbashi

※記載内容は筆者の宿泊時点の情報です。料金・営業時間・サービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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