サントリー、外部クラウドへの不正アクセスで個人情報漏えい|従業員約9万名・採用応募者7,173名など

サントリーの外部クラウドから個人情報が漏えい セキュリティ

サントリーホールディングスとサントリービバレッジ&フードは2026年11月2日、グループが使う外部のクラウドサービスに第三者が不正アクセスし、個人情報を含むファイルがダウンロードされたと公表しました。従業員や取引先の従業員の情報が中心ですが、体験プログラムの登録者や新卒採用の応募者、宅配の注文客も対象に含まれます。

クレジットカードなどの決済情報は含まれていません。現時点で、個人情報が不正に使われた事実も確認されていないとしています。

漏えいが確認された人と情報

11月1日(日)までに第三者への漏えいが確認されたのは、次の7つの区分です。

対象人数漏えいした情報
サントリーグループ従業員、パートナー企業などの従業員約9万名氏名、メールアドレス
企業活動体験プログラム「マル・デ・シャイン」の登録者(2023年末時点)7,323名メールアドレス
2026年新卒採用(ビジネス部門オープン選考:早期・通常)の応募者7,173名応募者マイページの登録情報など(氏名、メールアドレス、電話番号など)
サントリービバレッジソリューションの社用携帯電話(2台)に登録されていた、グループと取引先の従業員など1,097名氏名、電話番号
モンテ物産の従業員、パートナー企業の従業員324名氏名、メールアドレス、電話番号
井筒まい泉の宅配注文客と配送従業員96名氏名、お届け先の位置情報
サントリーの取引先従業員25名氏名、役職

不正アクセスを受けたクラウドサービスの名前や委託先は、公表されていません。

10月28日に異常を検知、11月2日に公表

日付できごと
2026年10月28日(水)異常を検知。不正アクセスを遮断して調査を開始し、漏えいしたファイル名を特定
2026年10月29日(木)漏えいしたファイルの一部に個人情報が含まれることを確認
2026年11月2日(月)個人情報保護委員会へ速報。対象者への個別連絡を開始

調査は続いており、新たに公表すべき事実が分かれば速やかに知らせるとしています。

対象になりうる人が気をつけたいこと(筆者の見解)

発表には、利用者へのお願いは書かれていません。ここからは筆者の見解です。

  • 新卒採用の応募者は、氏名・メールアドレス・電話番号がそろっています。サントリーの採用担当を名乗り、選考や内定の手続きを理由に個人情報や費用を求める連絡には注意したいところです
  • 従業員や取引先の従業員の情報が多く含まれるため、取引先を装って請求書の支払いや振込先の変更を求めるメールにも警戒が必要です
  • 心当たりのない連絡を受けたら、公式サイトに載っている窓口に自分で問い合わせて確かめることをおすすめします

問い合わせ先

  • フリーダイヤル:0120-050-310(9時30分〜17時、土日祝日と年末年始を除く。11月3日は受け付け)
  • お問い合わせフォーム(24時間受け付け)

まとめ

  • サントリーグループが使う外部クラウドサービスへの不正アクセスで、個人情報を含むファイルがダウンロードされた
  • 従業員・取引先の従業員約9万名のほか、体験プログラム登録者7,323名、新卒採用応募者7,173名なども対象
  • 決済情報は含まれず、不正利用も確認されていない
  • 採用担当や取引先を装った連絡に注意し、公式の窓口で確かめたい

出典:サントリーホールディングス株式会社・サントリービバレッジ&フード株式会社「外部クラウドサービスへの不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫び」(2026年11月2日)
元記事URL:https://www.suntory.co.jp/note/detail/261102_008203.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました