大垣共立銀行は2026年10月22日、公式アプリ「OKBアプリ」に定期預金の機能を追加しました。預け入れから解約まで、中途解約も含めてアプリだけで手続きできます。使うには、パスキー認証の「OKBセキュリティパス」の登録が必要です。
この記事では、対象の口座・金額の上限・取扱時間を表で整理し、使う前に確認しておきたい点をまとめます。
定期預金の預け入れと解約が来店なしで完結する
今回のバージョンアップでは、満期前の中途解約もアプリの中で手続きできる仕組みが入りました。急にお金が必要になったときでも、来店せずに定期預金を崩せます。同じ日に「OKBアプリ利用規定」も改定され、サービス内容に定期預金が加わりました。改定後の規定は、以前からアプリを使っている人にも適用されます。
預け入れは1明細1万円〜1,000万円、解約は1日1,500万円まで
大垣共立銀行が公表した機能の概要は次のとおりです。
| 項目 | 預け入れ | 解約 |
|---|---|---|
| 定期預金の口座 | 総合口座の定期預金、一般定期預金口座、デュエット定期口(入金先) | 総合口座の定期預金、一般定期預金口座、デュエット定期口(支払元) |
| お金を動かす口座 | 普通預金、貯蓄預金(支払元) | 普通預金、貯蓄預金(入金先) |
| 継続の区分 | 元利継続、元金継続 | - |
| 取扱時間 | 24時間(毎月第3月曜日の0時〜7時を除く) | 24時間(毎月第3月曜日の0時〜7時を除く) |
| 金額の制限 | 1明細あたり1万円以上1,000万円以下(1円単位) | 1日あたり1,500万円以下 |
元利継続は満期時に利息を元金に加えて預け直す方法、元金継続は元金だけを預け直して利息を受け取る方法です。日付を指定して手続きする予約取引には対応していません。
利用の前提はパスキー認証「OKBセキュリティパス」
定期預金の機能を使うには、OKBセキュリティパスを登録しておく必要があります。OKBセキュリティパスは、パスワードの代わりにスマートフォンの生体認証などで本人確認をするパスキー認証のサービスです。大垣共立銀行によると、国際標準のFIDO2に基づき、認証情報を端末の中だけに保持します。そのため、サーバーからの情報漏えいや、フィッシング詐欺によるなりすましに強いと説明しています。
預金をアプリだけで解約できる機能は、裏を返せば、アプリを乗っ取られたときの被害も大きくなります。パスキー認証を必須にしたのは、その備えと読めます。他行でもパスキーの導入は広がっており、当サイトではソニー銀行のFXでのパスキー認証の必須化も取り上げました。
注意点
- 毎月第3月曜日の0時〜7時は、預け入れも解約もできない
- 解約は1日1,500万円までで、それを超える場合は日を分けるか、銀行の窓口などに相談する必要がある
- 予約取引はできないため、満期日や特定の日に合わせた手続きは、その日にアプリで操作する
- 中途解約では、通常は満期まで預けた場合より低い金利が適用される。適用される利率は、操作前にアプリや店頭の案内で確認したい
中途解約の利率について、今回の発表には記載がありません。上の最後の項目は、定期預金の一般的な扱いにもとづく注意です。
利用者がやること
OKBアプリを最新版にする
定期預金の機能は、10月22日のバージョンアップで加わりました。古い版のままでは表示されない可能性があるため、まずストアから更新します。
OKBセキュリティパスを登録する
まだ登録していない場合は、アプリの案内に従って登録します。登録したスマートフォンを機種変更するときの手続きも、あわせて確認しておくと安心です。
改定後の利用規定に目を通す
改定後の規定の全文と新旧対照表は、大垣共立銀行の「OKBアプリ利用規定」改定のお知らせからたどれます。
まとめ:中途解約まで来店不要に、使うならセキュリティパスの登録から
OKBアプリで、定期預金の預け入れと解約が24時間(毎月第3月曜日の深夜を除く)できるようになりました。中途解約まで来店不要になった点が大きな変化です。使い始めるには、OKBセキュリティパスの登録が前提になります。大垣共立銀行は、今後も投資信託などの機能をアプリに追加する予定としています。
出典:大垣共立銀行「OKBアプリに『定期預金』機能を追加」(2026年10月22日)
元記事URL:https://www.okb.co.jp/archive/2026/20261022-02.html
出典:大垣共立銀行「『OKBアプリ利用規定』改定のお知らせ」(2026年10月)
元記事URL:https://www.okb.co.jp/archive/2026/20261022-01.html


コメント