2027年1月に始まる未成年者向けの非課税制度「こどもNISA」について、地方銀行でも受付が動き出しました。常陽銀行は2026年10月15日から口座開設の受付を始め、京葉銀行は10月13日から事前予約を受け付けています。この記事では、両行の受付内容の違いと、各行の発表資料に載っている制度の要点を整理します。
常陽銀行は口座開設、京葉銀行は事前予約から受付
同じ「こどもNISA」の受付でも、両行で手続きの段階が異なります。常陽銀行は口座開設そのものの受付で、取扱店は本支店です。京葉銀行は制度開始前の事前予約で、店舗または電話で受け付けます。京葉銀行の申込書類の受付は2026年12月1日以降です。
| 項目 | 常陽銀行 | 京葉銀行 |
|---|---|---|
| 受付の内容 | こどもNISAの口座開設 | こどもNISAの事前予約 |
| 受付開始日 | 2026年10月15日(木) | 2026年10月13日(火) |
| 受付方法 | 本支店(詳細は窓口で案内) | 店舗または電話 |
| 対象年齢 | 0〜17歳 | 0〜17歳 |
| 補足 | ― | 申込書類の受付は2026年12月1日(火)以降 |
こどもNISAは0〜17歳向け、年60万円まで積立で非課税
常陽銀行の発表資料には、こどもNISAと成人向けNISAを比べた表が載っています。主な項目は次のとおりです。
| 項目 | こどもNISA | 成人向けNISA(つみたて投資枠/成長投資枠) |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 0〜17歳 | 18歳以上 |
| 年間非課税投資枠 | 60万円 | 120万円/240万円 |
| 非課税保有限度額 | 600万円 | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) |
| 非課税保有期間 | 無期限 | 無期限 |
| 対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 | つみたて投資枠は同左、成長投資枠は上場株式・投資信託など |
| 投資方法 | 積立 | つみたて投資枠は積立、成長投資枠は一括・積立 |
| 払い出し | 一定の要件の下、12歳以降は可能 | 制限なし |
| 金融機関の変更 | 不可 | 可能 |
同資料によると、18歳になると成人向けの制度に移行します。表は常陽銀行が2026年10月15日に公表した内容をもとにしており、細かな要件は各行の窓口で確認してください。
注意点:金融機関を後から変えられない
いちばん重いのは金融機関を変更できないことです(常陽銀行の資料による)。成人向けNISAは金融機関を変更できますが、こどもNISAでは最初に選んだ金融機関で続けることになります。受付が早いからという理由だけで決めず、取扱商品や積立の手続き方法を比べてから申し込むのが無難です。
払い出しにも制限があります。12歳以降に一定の要件の下で払い出せるとされており、自由に引き出せる預金とは性格が違います。教育費のように使う時期が決まっている資金は、積み立てる額と取り崩す時期を家計の中で分けて考える必要があります。
申し込みを考えている人がやること
1. 取引銀行の受付状況を確認する
常陽銀行は本支店で口座開設を受け付けています。京葉銀行は店舗か電話で予約し、12月1日以降に書類を出す流れです。
2. 金融機関を比較してから決める
金融機関を後から変えられないため、ネット証券や他行の対応も見比べておくと安心です。楽天銀行は楽天証券との口座連携サービスで、こどもNISAを含む未成年口座への対応を発表しています(下の関連記事を参照)。
まとめ
2027年1月の制度開始を前に、地方銀行でもこどもNISAの受付が始まりました。常陽銀行は口座開設、京葉銀行は事前予約と段階は違いますが、どちらも0〜17歳が対象です。金融機関を後から変更できない制度なので、受付時期より、続けやすい金融機関かどうかで選ぶことをおすすめします。
関連記事
出典:常陽銀行「「こどもNISA」の口座開設の受付開始について」(2026年10月15日)
元記事URL:https://pdf.irpocket.com/C8333/xoA3/IjHJ/slQy/Iqc1.pdf
出典:京葉銀行「「こどもNISA」の事前予約受付を開始いたします」(2026年10月13日)
元記事URL:https://www.keiyobank.co.jp/news/2026/20261013091237.html


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