サムスン電子は2026年10月6日、スマートホームプラットフォーム「SmartThings」の最新アップデートを発表しました。ホームタブの最上部に「SmartThings Now」が加わり、ローカルコントロールも強化されます。日本語版のニュースルームでも10月16日に紹介されています。この記事では、変更点と利用前に確認したい点をまとめます。
アップデートの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| SmartThings Now | ホームタブ最上部のカード。従来の「Home Insight」を発展させ、必要な情報とその場でできる操作を組み合わせて提案する |
| ローカルコントロール | 同じWi-Fi内のモバイルデバイスとSmartThings Hubの間で、クラウドを経由せず直接操作する |
| Floating Bar | 画面下部に新設。よく使う機能に片手でアクセスしやすくする |
| Matter 1.6 | 対応を追加し、安定性とグループ制御の性能を高める |
| 新対応カテゴリー | Energy Meters、Closures、Irrigation、Soil Sensors |
「SmartThings Now」でできること
サムスンが挙げている例は次のとおりです。
- 「Family Care」メンバーのデバイスが長時間使われていないとき、見守る側に安否確認や電話ができる「ケアカード」を表示する。
- 事前に登録した自宅の近くに到着すると、照明や空気清浄機をあらかじめオンにするよう提案する。操作すると、次回以降の自動実行(ルーティン)の作成も案内する。
- 過去1週間の利用状況を分析し、ホームタブの「お気に入り」に登録したデバイス・サービス・ルーティンの見直しを提案する。たとえば、使用頻度が下がったエアコンのカードの削除を提案する。
- 「Routine Insight」カードで過去1週間のルーティンの実行状況を確認し、不要なルーティンを削除できる。
アップデート後のホームタブは、モバイルデバイスに加え、Samsung Smart TV、Family Hub冷蔵庫、7インチまたは9インチ画面のSamsung家電、Windowsデバイスなどで利用できると説明されています。
ローカルコントロールの条件
ローカルコントロールは、モバイルデバイスとSmartThings Hubが同じWi-Fiネットワークにつながっているときに働きます。クラウド経由の操作と比べて応答時間を約30%短縮できるとされていますが、これはサムスンが条件を管理して実施したテストに基づく値で、実際の性能は使用環境で変わります。
- 利用できるのは、SmartThingsアプリを入れたAndroidおよびiOSデバイスです。
- 対応するハブは、SmartThings Station、SmartThings V2・V3・V4 Hub、およびハブ機能を持つSamsung Smart TVとFamily Hubです。
- モバイルデバイスが自宅にあるか外出先にあるかに応じて、ローカルとクラウド経由のリモート操作が自動で切り替わります。
- 「Offline Device Diagnostics」ページも刷新され、オフラインになったデバイスの復旧がしやすくなるとされています。
利用者への影響と注意点
公式発表には、使える機能は国・地域・OSバージョン・デバイスのモデルなどによって異なるとの注記があります。日本で各機能がいつから、どの機種で使えるかは、今回の発表では示されていません。まずはSmartThingsアプリを最新版にして、ホームタブの表示を確認するのが確実です。
Galaxyのソフトウェア更新については、関連記事「One UI 9がGalaxy S23以降に順次提供 日本語のタスク自動化も対応」もあわせてご覧ください。Floating Barは、最新のOne UIのデザイン方針を反映したものと説明されています。
考察
ローカルコントロールは、インターネット回線の障害時にも家電の操作を続けやすくする仕組みです。ただし対応ハブが限られるため、自宅の環境が対象に入るかを先に確認する必要があります。ホームタブの提案機能は利用状況の分析が前提で、効果は使い込んでみないと分かりません。
出典:Samsung Newsroom 日本(2026年10月16日)
元記事URL:https://news.samsung.com/jp/introduces-smartthings-now-in-new-platform-update2610


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