Appleは2026年10月13日(米国時間)、「Apple TV 4K(第4世代)」を発表しました。日本での価格は49,800円(税込)、11月13日(金)発売です。A19チップで動作が速くなり、HomePod 4台を使ったサラウンド再生と、「探す」で見つけられる新しいSiri Remoteに対応しました。
この記事では、Appleのプレスリリースをもとに、新しいApple TV 4Kの変更点、価格と発売日、買い替えの判断材料を整理します。
価格は49,800円、11月13日に発売
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 49,800円(税込) |
| 予約開始 | 2026年10月13日(apple.com/jp/store、Apple Storeアプリ) |
| 発売日 | 2026年11月13日(金) |
| チップ | A19(Secure Exclaveを内蔵) |
| 販売国・地域 | 米国およびその他29の国と地域 |
| 新しいSiri Remote | Apple TV HD、Apple TV 4Kに対応し、単体でも購入可能 |
Siri Remote単体の価格は、プレスリリースには記載がありません。同じ日には「HomePod mini 2」「Apple HomeView」「Apple Home Collection」も発表されています。
A19チップでCPUは最大50%、GPUは最大2倍高速に
新モデルはA19チップを搭載し、前世代と比べてCPU性能が最大50%、GPU性能が最大2倍に向上したとされています。Appleは、反応速度やメニュー操作、アニメーションの滑らかさが向上するとしています。
動画再生も変わります。A19に専用のAV1デコーダが加わりました。AV1は、少ないデータ量で高画質を保てる動画の圧縮方式です。対応する配信サービスなら、同じ回線でもより効率よく高画質の映像を再生できます。
HomePod 4台での4スピーカーサラウンドに初めて対応
ホームシアター面の目玉は、HomePodを4台使ったサラウンド再生です。4台のスピーカーがApple TV 4Kと連係して部屋の中での位置を認識し、音のタイミングと音量を自動で調整します。条件は3つです。
- 使えるスピーカーは、HomePod mini 2またはHomePod(第2世代)
- 前方のペアと後方のペアは、それぞれ同じモデルでそろえる
- Apple TV 4K(第4世代)に最新のソフトウェアが必要
日本の価格で計算すると、HomePod mini 2を4台(24,800円×4)と本体を合わせて149,000円(税込)です。
新しいSiri Remoteは「探す」で場所を特定できる
新しいSiri Remoteは見た目を変えずに、「探す」アプリに対応しました。ソファの隙間に落ちたリモコンも、iPhoneから探せるようになります。ただし、使える機能はリモコンとiPhoneの組み合わせで変わります。
| 機能 | 条件 |
|---|---|
| 「探す」への対応 | Siri Remote(第2世代以降) |
| 正確な場所を見つける | Siri Remote(第4世代)を、iPhone 17以降(iPhone 17eを除く)、iPhone Air、iPhone Duoのいずれかとペアリング |
| 音を鳴らして探す | 最新のSiri Remoteのみ |
「正確な場所を見つける」機能は、地域によって利用できない場合があると注記されています。
ホームハブとして、テレビに玄関の様子を表示
Apple TV 4Kは、引き続きホームアプリのホームハブとして働きます。対応するドアベルがあれば、来客の通知がテレビに直接表示され、番組を止めずに相手を確認して話したり、鍵を開けたりできます。オートメーション、ゲストモード、HomeKitセキュアビデオの映像のローカル処理にも対応し、Wi-FiとThreadで家の機器とつながります。
プライバシー面では、A19チップのSecure Exclaveでマイクのデータを他の処理から切り離して扱います。HomeKitセキュアビデオの映像はエンドツーエンドで暗号化して保存され、Appleもアクセスできないと説明されています。
写真の表示方法をiPhoneから細かく設定できるように
エンターテインメント面では、iPhoneやiPadからiCloud写真の表示方法を選べるようになります。写真ライブラリ全体を出さずに、「メモリー」やスライドショー、ポートレート写真のスクリーンセーバだけを設定できます。新しいシャッフル機能は、スクリーンセーバのカテゴリーを自動で切り替えます。
そのほか、Apple Fitness+のワークアウト、Apple Arcadeのゲーム、連係カメラを使ったFaceTime通話にも引き続き対応します。Apple TVアプリで配信される「Formula 1®」の中継は米国のみです。
買い替えを考える前に確認したい注意点
- 4スピーカーサラウンドは第4世代のみ:旧モデルのApple TV 4Kでは使えません
- Siri Remoteの新機能は組み合わせ次第:「正確な場所を見つける」は第4世代のリモコンと対応iPhoneが必要です
- 一部の配信は地域限定:F1の中継は米国のみで、視聴にサブスクリプションが必要なコンテンツもあります
- スマートホーム機器は別売り:ドアベル連係などは対応機器が前提です
買い替えるべきかの判断ポイント
ここからは筆者の考えです。動画を見るだけなら、手持ちのApple TV 4Kで困っていなければ急ぐ理由は大きくありません。次のどれかに当てはまるなら、買い替えを検討する価値があります。
1. HomePodでサラウンド環境を作りたい
4スピーカー構成は第4世代でしか使えないため、この用途では買い替えが必須です。HomePodを何台そろえるかも含めて予算を見積もりましょう。
2. 動作の遅さやゲーム性能に不満がある
A19による性能向上の恩恵を受けやすいのは、古いモデルから乗り換える人です。メニュー操作のもたつきやゲームの重さが気になっているなら、効果を感じやすいはずです。
3. リモコンをよくなくす
新しいSiri Remoteは単体でも買えるので、リモコンの紛失対策だけが目的なら本体を替えずに済む可能性があります。Apple TV HDとApple TV 4Kに対応しています。
まとめ:49,800円で11月13日発売、HomePodとの連係が強化
Apple TV 4K(第4世代)は49,800円(税込)で11月13日(金)に発売されます。A19チップによる高速化、AV1デコーダ、HomePod 4台でのサラウンド、「探す」対応のSiri Remoteが主な変更点です。HomePodでホームシアターを組みたい人にとっては、大きな更新です。
出典:Apple Newsroom(日本)「Apple、新しいApple TV 4Kを発表」(2026年10月13日)
元記事URL:https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/10/apple-unveils-the-new-apple-tv-4k/


コメント