【ANA X注意喚起】ANAトラベラーズ予約者に宿泊施設を装うWhatsApp詐欺|カード情報は入力しない

メッセージアプリを使ったフィッシング詐欺への注意を促すイメージ エアライン

ANAグループで旅行商品を扱うANA Xは2026年10月1日、ANAトラベラーズの旅行商品を予約した人に、宿泊施設を装った不審なメッセージがWhatsAppなどのメッセージアプリで届いていると注意を呼びかけました。メッセージには詐欺サイトへ誘導するURLが含まれ、個人情報やクレジットカード情報の入力を求める内容です。

ANAのツアーやダイナミックパッケージで旅行を予約している人は、出発前にこの手口を知っておく必要があります。

何が起きているか:宿泊先を名乗ってカード情報を入力させる

ANA Xの告知を整理すると、次のとおりです。

項目内容
公表日・発信元2026年10月1日、ANA X株式会社
対象ANAトラベラーズの旅行商品を予約した人
経路WhatsAppなどのメッセージアプリ
名乗る相手予約した宿泊施設
手口不正なURLから詐欺サイトへ誘導し、個人情報やクレジットカード情報を入力させる

告知には、予約情報がどこから漏れたのか、被害の件数や範囲についての記載はありません。現時点で確認できるのは、ANAトラベラーズの予約者に宿泊施設を名乗るメッセージが届いているという事実までです。

ANA Xはメッセージアプリで連絡しない

ANA Xは、予約やサービスに関するメールは送るものの、メッセージアプリを通じて不安をあおったり行動を急がせたりする連絡はしないと説明しています。ANAトラベラーズの予約に関してWhatsAppなどで届いたメッセージは、まず疑ってかかるのが基本です。

推奨されている対応は、URLを開かずにメッセージを削除することです。

受け取ったとき・入力してしまったときの対応

受け取っただけなら

  • 本文のURLは開かない。返信もしない
  • 予約内容を確認したいときは、ANAの公式サイトやアプリにログインして確かめる
  • 宿泊施設に問い合わせる場合は、メッセージに書かれた番号ではなく、施設の公式サイトに載っている連絡先を使う

カード情報を入力してしまったら

すぐにカード裏面の電話番号からカード会社へ連絡し、利用停止と再発行を相談します。身に覚えのない請求がないか、利用明細もあわせて確認してください。パスワードを入力した場合は、同じパスワードを使っている他のサービスも含めて変更が必要です。

考察:ホテル予約者を狙うメッセージ詐欺が続いている

宿泊施設や予約サイトを装ってWhatsAppなどでカード情報を求める手口は、9月以降、国内のホテル会社からも注意喚起が相次いでいます。藤田観光は9月23日に同様の不審メッセージへの注意を呼びかけ(藤田観光のWhatsApp詐欺注意の記事)、10月2日には予約管理システムへの不正アクセスに関連して、予約者に偽メッセージが送られた事例も公表されています(TEMAIRAZU不正アクセスの記事)。

今回のANA Xの件がこれらと同じ経路によるものかは、告知からは分かりません。ただ、予約者の名前や宿泊日といった本物の情報が文面に含まれていると、偽物だと見抜くのは難しくなります。「予約が取り消される」「支払いの再確認が必要」など、急がせる内容のメッセージが届いたら、その場で対応せず、公式サイトやアプリから自分で予約状況を確かめる習慣をつけておくと安全です。

旅行前にカード情報を求められる場面はそもそも多くありません。支払いが済んでいるはずの予約で、改めてカード番号やセキュリティコードを求められたら、それだけで詐欺を疑ってよいサインです。

まとめ

  • ANAトラベラーズの予約者に、宿泊施設を装うWhatsAppなどのメッセージが届いている
  • ANA Xはメッセージアプリで不安をあおる連絡はしないと説明。URLは開かずに削除する
  • カード情報を入力した場合は、すぐにカード会社へ連絡して利用停止を相談する

出典

出典:ANA(ANA X)「宿泊施設を装ったWhatsAppなどからの不審なメッセージにご注意ください」(2026年10月1日)
元記事URL:https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/whatsapp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました