アメリカン・エキスプレスは2026年9月30日、ビジネス・トラベル・アカウント(BTA)に付帯するフライト保険を11月1日に改定すると発表しました。死亡・後遺障害の保険金額が引き上げられる一方、搭乗後の補償期間には24時間の上限が加わります。
死亡保険金は6,000万円から8,000万円へ
| 補償内容 | 改定前 | 2026年11月1日から |
|---|---|---|
| 死亡 | 6,000万円 | 8,000万円 |
| 後遺障害 | 240万〜6,000万円 | 320万〜8,000万円 |
| 引受保険会社 | 三井住友海上火災保険 | Chubb損害保険 |
補償対象となる事故で死亡した場合は8,000万円が支払われます。公式案内では、ほかの海外旅行傷害保険やカード付帯保険と重複していても、死亡保険金が減額されるケースはないと説明されています。
搭乗後の補償は到着から24時間以内に
改定前の「搭乗の前後」は、搭乗日前日の午前0時から最終目的地に到着するまででした。改定後は、最終目的地への到着時と、搭乗した航空機が目的地に到着してから24時間が経過した時点のうち、早いほうまでとなります。
航空機を降りた後、最終目的地へ向かう公共交通機関での事故も対象ですが、航空機の到着から24時間以内に限られます。タクシーとレンタカーは公共交通機関に含まれず、補償対象外です。
10月31日から11月1日をまたぐ旅程は要注意
適用される保険会社は、搭乗日だけでなく補償責任の開始日で決まります。たとえば11月1日の搭乗でも、搭乗日前の補償は10月31日に始まるため三井住友海上、搭乗日以降の補償はChubbとなります。切り替え日前後の事故は、発生時期によって連絡先が変わる可能性があります。
BTA利用企業は出張規程と緊急連絡先を更新したい
今回の改定は保険金額の増額だけを見ると改善ですが、補償期間の定義変更も含みます。出張者本人だけでなく、出張手配や事故対応を担う総務・経理部門も、11月以降の補償規定と問い合わせ先を共有しておく必要があります。
特に、到着後に長距離の陸路移動がある旅程では24時間を超えないか確認してください。タクシーやレンタカー移動が対象外である点も、出張者へ事前に伝えておくと混乱を減らせます。
まとめ
アメックスBTAのフライト保険は、2026年11月1日から死亡保険金が8,000万円へ増額され、引受保険会社がChubb損害保険へ変わります。一方で搭乗後の補償には24時間の上限が加わります。利用企業は保険金額だけでなく、移動手段と補償期間も確認しておきましょう。
出典:アメリカン・エキスプレス「BTAフライト保険改定のお知らせ」(2026年9月30日)
元記事URL:https://www.americanexpress.com/jp/index/offers/Topics/2026/amex-news-032.html


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