鴨川のほとり、東山三十六峰を望むロケーションに建つザ・リッツ・カールトン京都。2014年2月開業、総客室数134室、客室平均面積50平米という、京都市内でも屈指の広さを誇るラグジュアリーホテルです。
今回1泊2日で滞在した際の記録を、客室・アメニティ・朝食・館内施設まで写真とともにまとめます。
※本記事の宿泊・撮影は2022年9月です。料金・サービス内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
この記事でわかること
- ホテルの立地と基本情報(客室数・広さ・開業年)
- 客室・バスルーム・ミニバーの実際の様子(写真付き)
- 客室でいただいたアフタヌーンティーのような軽食と朝食の内容
- 屋内プールなど館内施設の様子
- ミシュラン星付きの日本料理店「水暉」を含むレストラン構成
ザ・リッツ・カールトン京都の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔 |
| 開業 | 2014年2月7日 |
| 運営 | ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー(日本国内4店舗目) |
| 客室数 | 全134室(スイート9タイプ17室、和室1室を含む) |
| 客室の広さ | 最もベーシックなデラックスで46平米以上、平均50平米以上。最上級のザ・リッツ・カールトン・スイートは212平米 |
| アクセス | 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩約3分 |
| 主なレストラン | 水暉(日本料理・ミシュラン掲載)、ラ・ロカンダ(イタリアン)、ザ・ロビーラウンジ、ザ・バー |
| 評価 | 『フォーブス・トラベルガイド』で8年連続5つ星を獲得(2025年時点の実績) |
鴨川沿いという立地は、祇園・河原町・先斗町といった繁華街への近さと、観光・ビジネス双方に便利な条件を兼ね備えています。京都市内では最大級の客室の広さも、このホテルを選ぶ大きな理由になるでしょう。
エントランス

エントランスは竹や緑に囲まれ、大きく主張しない看板が京都の街並みに溶け込んでいます。到着した瞬間から、派手さより落ち着きを重視した空間づくりが感じられました。
ロビー・バー

エレベーターホールには盆栽が一鉢だけ静かに展示され、格子状の間仕切りとともに和のしつらえを感じさせます。ホテル館内には日本の現代美術品が409点展示されているとされ、随所にアートが配置された空間になっています。

「ザ・バー」は熟練のバーテンダーによるカクテルや高級スピリッツ、厳選ワインを楽しめる空間です。食事前の一杯にも、一日の締めくくりにも使える落ち着いた雰囲気でした。
客室

宿泊した客室は、大きく開いた窓から鴨川と東山方面の街並みを見渡せるロケーションでした。ベビーベッドも用意されており、小さな子ども連れでも安心して過ごせる配慮がなされています。ベッドリネンの質感やベッドメイクの丁寧さは、さすがリッツ・カールトンという仕上がりでした。

客室内にはコーヒーマシンとミネラルウォーターが用意され、部屋で過ごす時間も快適です。
バスルーム

バスルームはダブルシンク仕様で、2人で身支度をしても余裕のある広さでした。丸いフォルムのシンクと、光る拡大鏡付きのミラーが機能性とデザイン性を両立させています。

浴槽の縁にさりげなく置かれたアヒルのおもちゃが、子ども連れの宿泊客への心遣いを感じさせてくれました。こうした細部の演出も、ラグジュアリーホテルらしい体験の一部です。
ミニバー・引き出しの中身

客室の引き出しには、赤ワイン2本とウイスキーに加えて、京都蒸溜所のクラフトジン「季の美」が収められていました。地元京都のクラフトスピリッツが用意されている点は、土地柄を意識した演出だと感じます。

冷蔵庫にはキリンラガーやプレミアムエビス、ジンジャエール、トニックウォーターなどのソフトドリンクに加え、山崎の天然水、VOSSといったウォーターブランドも用意されています。右側にはワインセラーがあり、白ワインやシャンパンも冷えた状態でストックされていました。

引き出しの中には藍色の美しい茶器と、レモンスカイやアールグレイ、玉露といった複数種のティーバッグが用意されており、気分に合わせてお茶を選べるようになっています。

アメニティは漆塗り風の重箱に収められ、綿棒・コットン・歯ブラシ・シューシャインミットなど一通りが揃っています。子ども用の歯ブラシまで用意されているのは、ファミリー利用への配慮でしょう。
テラスでのひととき

客室のテラスでは、鴨川を眺めながらケーキやマカロン、フルーツをいただく時間を過ごしました。盆栽が添えられたテーブルセッティングも風情があり、京都らしい静けさの中でのひとときになりました。ホテルはピエール・エルメ・パリとのパートナーシップにより、館内にブティックを構えるほど質の高いスイーツを提供しており、この日いただいたお菓子もそれに恥じないクオリティでした。
朝食

朝食は和のスタイルで提供され、六つに仕切られた木箱の中に、フルーツ、香の物の盛り合わせ、炊き合わせ、焼き魚、茶碗蒸し、お造りと、彩り豊かな品々が収められていました。見た目の美しさはもちろん、品数のバランスも良く、朝から満足度の高い内容でした。
館内施設

屋内プールは、岩肌を思わせる壁面から水が流れ落ちる演出が施され、都心にいることを忘れさせてくれる空間でした。ラウンジチェアとタオルも用意されており、宿泊中にゆったり体を休めるのに適した施設です。

客室フロアの廊下は、石畳を思わせるカーペットに桜の意匠がさりげなくあしらわれ、木目調の壁面と相まって落ち着いた雰囲気を作っています。細部にまで意匠が行き届いている点も、このホテルらしさだと感じました。
レストラン:ミシュラン掲載の「水暉」ほか
今回の滞在では利用しませんでしたが、ホテルのレストランについても触れておきます。館内には4つのレストランがあり、シーンに応じて選べる構成です。
| レストラン | ジャンル |
|---|---|
| 水暉(みずき) | 日本料理(天ぷら・鉄板焼・寿司など4ジャンルを展開、ミシュラン掲載) |
| ラ・ロカンダ | イタリア料理(移築した日本家屋をプライベートルームとして使用) |
| ザ・ロビーラウンジ | アフタヌーンティーなど(ピエール・エルメ・パリの限定スイーツも提供) |
| ザ・バー | カクテル・スピリッツ・ワイン |
「水暉」は滝を望む特別な空間で、組子細工や漆塗りといった日本の伝統工芸を随所にあしらった店内が特徴とされています。天ぷら・鉄板焼・寿司を同じレストラン内で楽しめる構成も珍しく、次回の滞在ではぜひ利用してみたいと思っています。
まとめ
ザ・リッツ・カールトン京都は、鴨川沿いという抜群のロケーションに、京都市内最大級の客室の広さ、そして細部まで行き届いた和のしつらえが組み合わさったホテルでした。客室のミニバーひとつをとっても、京都のクラフトジンや藍染めの茶器など、土地の文化を感じさせる工夫が随所にあります。
今回はホテル内でゆったり過ごす滞在でしたが、次回は「水暉」でのミシュラン掲載の日本料理や、ラ・ロカンダのイタリアンも体験してみたいと思います。
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出典・参照
参照:ザ・リッツ・カールトン京都 公式サイト(施設・レストラン情報、参照日:2026年9月3日)
参照:ザ・リッツ・カールトン京都 – Wikipedia(開業年・客室数・広さの記載、参照日:2026年9月3日)
写真はいずれも筆者撮影(2022年9月)。館内施設・レストランの内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。


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