【11月2日から】楽天銀行・きらぼし銀行が普通預金金利を0.50%へ|きらぼしは短プラも引き上げ

楽天銀行・きらぼし銀行の普通預金金利0.50%への引き上げを示すアイキャッチ 銀行

楽天銀行ときらぼし銀行が、円普通預金の金利を2026年11月2日(月)から年0.40%→年0.50%に引き上げます。楽天銀行は9月18日、きらぼし銀行は9月25日に発表しました。きらぼし銀行は同じ日から短期プライムレートも年0.25%引き上げます。

メガバンクや多くの地方銀行も11月前後に普通預金金利を0.50%へ上げると発表しており、その流れに両行も加わった形です。本記事では、両行の改定内容と、預金者・借入者それぞれへの影響を整理します。他行の改定はメガバンク・信託銀行のまとめと地銀・第二地銀のまとめにまとめています。

改定内容の一覧

項目改定前改定後実施日
楽天銀行 円普通預金金利(基本金利)年0.40%年0.50%2026年11月2日(月)
きらぼし銀行 円普通預金金利年0.400%年0.500%2026年11月2日(月)
きらぼし銀行 短期プライムレート年2.925%年3.175%2026年11月2日(月)
※金利はいずれも税引前。各行の公式発表より作成。

楽天銀行:優遇金利の条件もあわせて確認を

楽天銀行の基本金利は年0.50%になります。同じお知らせには、サービスの利用状況に応じた優遇金利として次の数値も掲載されています。

条件適用金利(税引前)
マネーブリッジ(楽天証券との口座連携)を利用:普通預金残高1円〜1,000万円年0.58%
マネーブリッジを利用:普通預金残高1,000万円を超えた分年0.52%
楽天カードの利用代金を楽天銀行口座から引き落とし年0.52%
  • 複数の優遇金利に当てはまる場合は、最も高い金利が適用されます(重複して上乗せはされません)
  • 「ボーナス金利」プログラムを使うと、最大で年0.84%(税引前)の金利が適用されるとしています
  • 優遇金利の細かな条件や適用開始の時期は、お知らせ内でリンクされている商品詳細説明書で確認してください

ポイントは、1,000万円を超えるとマネーブリッジの優遇幅が小さくなることです。まとまった資金を預けている人は、残高のどこまでが年0.58%になるのかを確かめておくとよいでしょう。

きらぼし銀行:預金は上がり、短プラ連動の借入は負担増

きらぼし銀行は、市場金利の上昇などを理由に、円普通預金金利と短期プライムレートを同時に引き上げます。預金者にとっては利息が増える一方、短期プライムレートを基準に金利が決まるローンを借りている人は、返済負担が増える可能性があります。

  • 短期プライムレートは、変動金利型の住宅ローンや事業性融資などの基準に使われることが多い金利です
  • 借入金利がいつ・どの程度変わるかは、契約ごとの基準金利や見直しルールによって異なります。発表文では個別ローンへの反映時期までは示されていません
  • 発表文では、旧行(合併前の銀行)の短期プライムレートの扱いについて、別のお知らせ「旧行における短期プライムレートの表記の変更について」を参照するよう案内しています

注意点

  • 普通預金の利息には20.315%の税金がかかります。年0.50%は税引前の数字です
  • 今回の改定は普通預金が対象です。定期預金の金利がどうなるかは、今回のお知らせでは示されていません
  • 銀行の金利改定をきっかけに「高金利の預金がある」などと誘う詐欺的な勧誘に注意してください。金利は各行の公式サイトで確認しましょう

利用者がとるべき行動

1. 普通預金の金利は手続きなしで上がる

両行とも、普通預金の金利改定に伴って利用者がすることは特にありません。11月2日以降、自動的に新しい金利が適用されます。

2. 楽天銀行は優遇条件を見直す

楽天証券の口座がある人は、マネーブリッジを設定しているかを確認しましょう。楽天カードを使っている人は、引き落とし口座を楽天銀行にしているかどうかで適用金利が変わります。

3. きらぼし銀行で借入がある人は契約内容を確認

短期プライムレートに連動するローンを借りている人は、契約書や返済予定表で基準金利と見直しの時期を確認してください。不明な点は取引店に問い合わせるのが確実です。

考察:ネット銀行の強みは「上乗せ」に移る

メガバンクから地方銀行まで基本金利が年0.50%にそろうと、基本金利だけでは差がつきにくくなります。楽天銀行が証券連携やカード引き落としで上乗せ金利を示しているように、今後はグループサービスとの組み合わせで差をつける動きが目立ちそうです。一方で、短期プライムレートの引き上げが続くと、変動金利で借りている人の負担は少しずつ重くなります。預金と借入の両方がある家庭では、利息の増加分だけでなく返済の増加分もあわせて見ておく必要があります。

まとめ

  • 楽天銀行・きらぼし銀行とも、2026年11月2日から円普通預金金利を年0.40%→年0.50%へ
  • 楽天銀行はマネーブリッジで年0.58%(1,000万円以下)など、条件つきの優遇金利あり
  • きらぼし銀行は同日に短期プライムレートを年2.925%→年3.175%へ引き上げ
  • 短プラ連動のローンがある人は、返済への反映時期を契約内容で確認

出典:楽天銀行「円預金金利の改定について」(2026年9月18日)
元記事URL:https://www.rakuten-bank.co.jp/info/2026/260918.html

出典:きらぼし銀行「円普通預金金利および短期プライムレート改定のお知らせ」(2026年9月25日)
元記事URL:https://www.kiraboshibank.co.jp/file.jsp?id=10903

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