エミレーツ航空は2026年7月28日、公式サイトと公式アプリで「Crypto.com Pay」を利用できるようにしたと発表しました。ただし、現時点で利用できるのは、アラブ首長国連邦(UAE)の対象居住者が、アラブ首長国連邦ディルハム(AED)で決済する予約に限られます。日本を含む他国の利用者向けの新たな支払い方法ではない点を、最初に押さえておく必要があります。
導入された支払い方法と対象範囲
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年7月28日 |
| 新しい決済手段 | Crypto.com Pay |
| 利用チャネル | emirates.com、Emirates App |
| 対象者 | Crypto.comアカウントを持つ対象UAE居住者 |
| 決済通貨 | AED建てで価格表示・決済される予約 |
| 対象外として理解すべきこと | 発表本文では、日本を含むUAE以外の居住者への提供は示されていない |
アプリとPCでの使い方
支払い画面にCrypto.com Payが表示される対象予約では、アプリ予約の場合はCrypto.comアプリへ移動して支払いを完了し、エミレーツアプリへ戻って予約確認とeチケットを受け取る流れです。PCで予約する場合は、予約画面に表示されるQRコードをCrypto.comアプリで読み取り、承認後に画面上で予約確認とeチケットを受け取ると案内されています。
旅行者にとっての実務的な影響
対象となるUAE居住者にとっては、航空券購入時の決済選択肢が増えます。一方で、支払い方法が増えても、航空券の運賃規則、変更・払い戻しの可否、手荷物条件が変わるわけではありません。予約前には、表示通貨がAEDか、支払い選択肢が予約画面に実際に出るか、運賃条件が旅程に合うかを分けて確認するのが安全です。
また、この発表は対象をUAE居住者・AED建てに限定しています。日本発の予約や日本居住者のアカウントで同じ選択肢が出るとは限りません。渡航先や出発地ではなく、予約時の居住地・販売国設定・通貨により利用可否が変わる可能性があるため、利用できない場合は他の公式決済手段へ切り替える前提で考えるのが現実的です。
予約前の確認ポイント
- 予約画面の通貨がAEDになっているか
- Crypto.com Payが支払い選択肢として実際に表示されるか
- 自分の居住地・アカウント条件が対象に含まれるか
- 運賃の変更・払い戻し条件と最終支払額を、支払い確定前に確認したか
- 予約確認とeチケットが発行されたことを、決済完了後に保存したか
まとめ
エミレーツのCrypto.com Pay導入は、対象UAE居住者がAED建て予約で使える新しい決済選択肢です。利用地域と通貨が明確に限定されているため、日本の旅行者が利用できる新制度と早合点しないことが重要です。対象者は決済画面で可否を確認し、運賃規則とeチケット発行までを一連で確認してから予約を完了しましょう。
出典:Emirates Media Centre(2026年7月28日)
元記事URL:https://www.emirates.com/media-centre/emirates-and-cryptocom-give-customers-a-new-way-to-pay-for-flights/


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