アメリカン・エキスプレスは、コーポレート・カードに付帯する海外旅行傷害保険を、2026年8月1日以降に日本を出国する海外旅行から改定します。補償額の引き上げがある一方、コーポレート・グリーンでは自動付帯から利用付帯へ変わるため、旅行代金の決済方法がこれまで以上に重要になります。
対象はコーポレート・カードおよびJR東海EX・コーポレート・カードです。個人向けアメリカン・エキスプレス・カードの案内ではありません。
改定の対象と適用開始日
適用開始は、2026年8月1日(土)以降に日本を出国する海外旅行です。補償期間は、日本国内の自宅を出発してから帰宅するまでの最長90日間と案内されています。国内旅行の補償内容・適用条件には変更がありません。
主な変更点
| カード区分 | 主な改定 |
|---|---|
| コーポレート・グリーン | 海外旅行傷害保険が自動付帯から利用付帯へ変更。2026年8月1日以降の出国分は、旅行代金を対象カードまたはビジネス・トラベル・アカウント(BTA)で決済することが条件。 |
| コーポレート・グリーン/ゴールド | 傷害治療費用・疾病治療費用の保険金額を各最高600万円へ増額。航空便遅延費用を補償内容に追加。 |
| コーポレート・プラチナ | 対象カードまたはBTAで旅行代金を決済した場合、傷害治療費用・疾病治療費用を各最高1,200万円へ増額。BTA決済を利用付帯の条件に追加。 |
| コーポレート・プラチナ(決済なし) | 自動付帯の補償では、傷害治療費用・疾病治療費用を各最高600万円へ増額。 |
コーポレート・プラチナでは、旅行代金を決済した場合と決済しない場合で補償内容が異なります。航空便遅延費用については、プラチナの改定はないと案内されています。
旅行代金として認められるもの
利用付帯の対象となる旅行代金は、日本出入国のために時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケット、またはパッケージ・ツアーの料金です。海外旅行のために自宅を出発した後の国内電車運賃も対象になり得ます。一方、電子マネーへのチャージ、デポジット、回数券、空港利用税、発券・座席指定手数料、ラウンジ利用料、タクシー代などは対象外とされています。
利用者・経理担当者が確認したいこと
- 出国日が2026年8月1日以降なら、保有するカード区分を確認する。
- コーポレート・グリーンでは、航空券など対象となる旅行代金を対象カードまたはBTAで決済する。
- 決済時点でコーポレート・カードを保有していることが条件のため、出発直前の受取だけでは足りない点に注意する。
- 利用付帯の確認に備え、決済明細や証明書を保管する。
考察
治療費用の上限引き上げや航空便遅延費用の追加は、海外出張時の備えを厚くする変更です。ただし、コーポレート・グリーンの自動付帯廃止は、会社の出張手配ルールがカード決済・BTA決済と連動していない場合に補償漏れを招きます。出張者任せにせず、旅行手配時に決済経路を確認する運用へ見直す価値があります。
まとめ
今回の改定は、2026年8月1日以降に出国する海外旅行が対象です。コーポレート・グリーンの会員は、旅行代金の決済をしなければ海外旅行傷害保険が適用されない点を特に確認してください。補償の詳細と自分のカードに該当する条件は、出発前に必ず公式の保険のしおり・規定で確認しましょう。
出典:アメリカン・エキスプレス「旅行傷害保険のしおり・関連規定改定のお知らせ」(2026年7月23日)
元記事URL:https://www.americanexpress.com/jp/index/offers/Topics/2026/amex-news-021.html
補足:アメリカン・エキスプレス「海外旅行傷害保険補償規定」改定のお知らせ
元記事URL:https://www.americanexpress.com/jp/index/offers/Topics/2026/amex-news-001.html

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