グランドハイアット台北 宿泊記|台北101直結・FHR特典と客室の選び方

グランドハイアット台北の客室から見た夜景 台湾

台北・信義区の中心、台北101に隣接して建つグランド ハイアット 台北。1990年開業、台湾で最も客室数の多い5つ星ホテルのひとつで、850室規模を誇ります。今回はアメックス・プラチナ・カードのファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)特典を使って宿泊しました。

この記事は実際の滞在で得た情報を、客室・施設・ラウンジ・周辺環境まで整理したものです。良かった点だけでなく、老朽化や清掃など気になった点も率直に書いています。

※宿泊・撮影は2022年12月です。客室数や周辺の開発状況などは2026年9月時点の公式・各種情報で補足・更新しています。特典や施設の内容は変わり得るため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • ホテルの基本情報と立地(台北101直結の利便性)
  • 客室グレードの選び方と、予約時に注意したいポイント
  • 実際に泊まったスタンダードルームの様子(良い点・残念な点)
  • スパ・プール・朝食・グランドクラブ ラウンジの内容
  • アメックスFHR特典で受けられたアップグレードの範囲
  • 周辺のショッピング環境と、近隣にできた新ホテル

グランド ハイアット 台北の基本情報

項目内容
所在地台北市信義区(台北101・台北世界貿易センターに隣接)
開業1990年
規模27階建て、客室数はおよそ850室(台湾最大級)
ランク5つ星。台湾初の本格的な国際ラグジュアリーホテルとされる
主な設備屋外プール(約22.5m)、スパ「Oasis Spa」、サウナ、フィットネス、8軒のレストラン、専用ラウンジ
交通MRT「台北101/世貿」駅から徒歩数分。桃園国際空港から車で約40分
直結施設台北101、台北世界貿易センターとスカイウォーク(連絡通路)で接続

最大の強みは立地です。台北101と屋根付きの連絡通路で直結しており、雨の日でも濡れずにショッピングや食事に出られます。観光・ビジネスのどちらの拠点としても使いやすいホテルです。

客室の選び方:眺望と湯船に注意

大規模ホテルなので客室のバリエーションが豊富ですが、予約時に知っておきたい注意点がいくつかあります。

  • スタンダードルームは30平米台。1〜2名での利用が無難な広さです。
  • 最下グレードの客室には湯船がありません。バスタブを使いたい場合は、グレードや客室仕様を必ず確認してください。
  • 内向きの客室は眺望がかなり弱いです。ホテルを真上から見た配置図のとおり、建物の構造上どうしても外向きと差が出ます。
グランドハイアット台北を真上から見た航空写真と客室配置
上空から見た建物の配置。内向きの客室は眺望が弱くなる

眺望は満足度に直結します。台北101ビューなどを狙うなら、予約時やチェックイン時に「外向き・高層階」を希望として伝えておくのがおすすめです。

アメックスFHR特典で泊まってみた

今回はアメックス・プラチナ・カードに付帯するファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)を利用しました。FHRは対象ホテルを専用サイト経由で予約すると、客室アップグレードや朝食、レイトチェックアウトなどの特典が受けられるプログラムです。

実際に受けられた特典は次のとおりでした(宿泊時点)。

  • 客室アップグレードは1つ上のランクまで(それ以上は難しかったが、交渉の余地はあるかもしれません)
  • 朝食(後述のビュッフェ)
  • そのほかFHR標準の特典(チェックイン/アウト時間など)

FHRの具体的な特典内容・対象ホテルは改定されることがあります。最新の付帯内容はアメックスの公式ページで確認してください。

スタンダードルームの様子

今回泊まったのは30平米・湯船付きのスタンダードルームでした。雰囲気は落ち着いていて悪くありませんが、正直に書くと良い点と残念な点が両方ありました。

グランドハイアット台北 スタンダードルームの客室
スタンダードルーム。雰囲気は落ち着いている

良かった点

  • テレビが大きく、見応えがあった
  • 内装の雰囲気は上質で、レジデンシャルな落ち着きがある
  • 基本的な清掃はできている

残念だった点

  • ミニバーが一切なかったのは物足りない
  • 窓が汚れていた(立地的にすぐ汚れてしまうのかもしれませんが、眺望の印象を下げます)
  • 家具に埃が残っているなど、細部の清掃までは行き届いていない部分があった
グランドハイアット台北 内向き客室からの眺望
内向きの客室だったため、眺望はやや残念だった

繰り返しになりますが、この眺望は内向きの客室に当たると避けられない部分です。眺望を重視するなら予約時のリクエストが効いてきます。

施設:スパ・サウナ・プール

大規模ホテルらしく、館内のウェルネス施設が充実しています。

  • ワールド オブ ハイアットの会員ならスパが無料で使えます。会員登録は無料なので、利用しない手はありません。
  • スパにはスチームサウナとドライサウナがあり、サウナルームを出た目の前に水風呂がある構成。いわゆる「整う」動線になっています。
  • 屋外プール(約22.5m)もあります。水着は有料レンタルがあるとのこと。窓から見ると常に数人が泳いでおり、一定の需要があるようでした。

※会員特典やスパの利用条件は変わることがあります。訪問前に公式サイトまたは現地で確認してください。

グランドハイアット台北 ロビーの大きなクリスマスツリー
訪問した12月はロビーに巨大なクリスマスツリーが飾られていた

訪問したのは12月で、ロビーには圧巻の大きさのクリスマスツリーが飾られていました。季節のしつらえも大規模ホテルならではの見応えです。

朝食:種類豊富だが週末は混雑

  • 朝食はビュッフェ形式
  • 料理の種類が多く、連泊しても飽きにくい
  • 会場はそれなりに広いものの1か所のみのため、特に週末は混雑。15〜20分待ちになることもありました
グランドハイアット台北 朝食ビュッフェの様子
朝食ビュッフェ。品数が多く飽きない

週末に朝食をゆっくり取りたい場合は、開場直後の早めの時間帯を狙うと待ち時間を避けやすいでしょう。

グランドクラブ ラウンジ

上級会員やラウンジアクセス付きプランの宿泊者が使える専用ラウンジです。22階にあり、仕事にも使える快適な空間でした。

項目内容(宿泊時点)
場所22階。眺望が良い
営業開始11:00から(開始が遅めなのが難点)
Wi-Fi下り約40Mbps。コンセントも各所にあり作業しやすい
日中コーヒーなどを利用可能
イブニング(17:30〜)アルコールや軽食が無料。種類も十分で満足できるレベル
利用条件ワールド オブ ハイアットのステータス保持、またはラウンジアクセス権付きプランでの宿泊

コンセントが各所にあり、Wi-Fiも実測で下り40Mbps出ていたので、ワーケーション用途でも十分に使えるラウンジでした。開始が11時とやや遅い点だけ、朝から使いたい人には惜しいところです。

※ラウンジの名称・営業時間・利用条件は改定されることがあります。現在の運用は公式サイトでご確認ください。

周辺環境:台北101直結で買い物に強い

  • スカイウォーク(連絡通路)で台北101(商業施設)、さらにその先の新光三越(百貨店)まで、雨に濡れずに移動できます
  • 台北101が隣接しているので、館内にいながら観光気分を味わえます。商業施設は海外ブランドが集結した構成
  • 新光三越が4館ほど集まっており、買い物には事欠きません
  • ローカルな市場も近所にあり、街歩きも楽しめます
  • 一方でコンビニは少し遠いのが弱点です

【追記】近隣に新ホテルが開業

宿泊時(2022年12月)、グランド ハイアット 台北のそばで大型ビルが建設中でした。当時は「2023年にパークハイアット台北とアンダーズが同じ建物に開業予定」と聞いていましたが、その後スケジュールは変わっています。

現在わかっている情報では、この超高層ビルは「ザ・スカイ台北(The Sky Taipei)」で、ハイアットの2ブランドが入居します。

ホテル客室数開業(予定)
パークハイアット台北178室(ビルの16〜28階)2024年
アンダーズ台北243室(ビルの30〜49階)2025年(予定)

同一ビルにパークハイアットとアンダーズが同居するのは世界的にも珍しいケースです。信義区のハイアット系はこれで一気に選択肢が増えました。次に台北を訪れる際は、これらの新しいホテルにも泊まってみたいところです。

※開業時期は変更される可能性があります。最新情報は各ホテルの公式情報でご確認ください。

総評:立地は抜群、細部に割高感と老朽化

台北101直結という立地の強さ、充実したスパやラウンジは大きな魅力です。一方で、開業から年数が経っていることもあり、多少の割高感や老朽化、清掃の詰めの甘さは否めません

それでも、信義区の中心という立地の価値は揺らぎません。一度は泊まってみる価値のあるホテルだと思います。宿泊するなら、この記事で触れたとおり部屋の広さと眺望(外向き・高層階)をリクエストで押さえておくことを強くおすすめします。

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出典・参照

参照:グランド ハイアット 台北 公式サイト(客室数・施設情報、参照日:2026年9月5日)

参照:グランドハイアット台北 – Wikipedia(開業年・客室数)/ワイズコンサルティング@台湾「ホテル開業ラッシュ」(パークハイアット台北・アンダーズ台北のザ・スカイ台北への入居、いずれも参照日:2026年9月5日)

参照:アメリカン・エキスプレス ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR特典の概要)
写真はいずれも筆者撮影(2022年12月)。特典・施設・料金は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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