オリエントコーポレーション(オリコ)は2026年11月4日、クレジットカードの付帯サービスとして提供しているロードサービスの業務委託先が不正アクセスを受け、利用者の個人情報が外部に漏えいしたと発表しました。対象は、特定のオリコカードを持ち、過去にロードサービスを利用したことがある一部の会員です。
この記事では、漏えいした情報の項目と対象カード、会員が気をつけたい点を整理します。
委託先のシステムへの不正アクセスで4項目が漏えい
オリコによると、ロードサービスの業務を委託している株式会社プレステージ・コアソリューションのシステムが第三者から不正アクセスを受けました。その結果、オリコの委託業務に関わる顧客の個人情報が外部に漏えいしたことが判明しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 漏えいした情報 | 氏名/ロードサービスを利用した場所の住所(自宅で利用した場合は自宅住所)/利用車両のナンバープレート情報(地域名から数字4桁まで)/ロードサービスへの電話に使った電話番号 |
| 対象者 | 下記の対象カードを持ち、過去にロードサービスを利用したことがある一部の会員 |
| 対象カード | ライダーズアシスト UPty とそれをベースにした提携カード/The Gold、Gold UPty、i Gold、My Home Support Gold と、これらをベースにした提携Goldカード |
| ロードサービスの継続 | 委託先がセキュリティ対策を実施し安全性を確認したうえで業務を継続しており、引き続き利用可能 |
発表の時点では、漏えいした人数は示されていません。オリコは、調査の進展により新たに知らせるべきことがわかれば速やかに公表するとしています。
会員への影響:カード番号は公表項目に含まれない
公表された漏えい項目に、カード番号や有効期限、セキュリティコードは挙がっていません。そのため、今回の発表だけを理由にカードを差し替える必要があるとは案内されていません。
ただし、氏名・電話番号・住所・車のナンバーが組み合わさっている点には注意が必要です。これらを知っている相手から連絡が来ると、本物の事業者だと信じやすくなります。
注意点と取るべき行動
1. ロードサービスやオリコを名乗る連絡を疑ってかかる
「ロードサービスの件で」「車の件で」と切り出す電話やSMSが来ても、その場でカード番号や暗証番号を伝えないでください。気になる場合は、いったん切ってから、カード裏面やオリコ公式サイトに載っている窓口へ自分でかけ直すのが安全です。
2. 利用明細を定期的に確認する
カード番号は公表項目に含まれていませんが、ほかで得た情報と組み合わされる可能性はゼロではありません。オリコの会員サイトやアプリで利用明細を確認し、覚えのない請求があればオリコに連絡してください。
3. 続報を確認する
人数や漏えいの経緯は、今後の発表で明らかになる可能性があります。オリコのニュース一覧で続報を確認してください。
考察:付帯サービスの委託先もリスクの入口になる
今回はカード会社本体ではなく、付帯サービスを担う委託先が侵入を受けたケースです。ロードサービスは使う機会が少ないため、利用したこと自体を忘れている会員もいるはずです。対象カードを持っていて過去に一度でもロードサービスを呼んだ覚えがあれば、自分も対象かもしれないと考えて行動しておくのが無難です。
まとめ
オリコのロードサービス委託先への不正アクセスで、The Gold系やUPty系のカードでロードサービスを利用した一部会員の氏名・住所・車のナンバー・電話番号が漏えいしました。カード番号は公表項目に含まれていませんが、この情報を使った不審な連絡には注意し、明細の確認と続報のチェックを続けてください。
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出典:オリエントコーポレーション「ロードサービスに関する業務委託先における個人情報の漏えいについて」(2026年11月4日)
元記事URL:https://ssl4.eir-parts.net/doc/8585/announcement4/125909/00.pdf
オリコ ニュース一覧:https://www.orico.co.jp/company/news/


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