10月下旬から、安全確保のための予防措置として一部のWebサービスやアプリを止めていた銀行で、再開の発表が続いています。2026年10月26日には、きらぼし銀行がスマートフォンアプリ「きらぼしホームダイレクトアプリ」の利用を再開しました。富山第一銀行とUI銀行も、停止していたサービスの一部を再開しています。
ただし、3行とも一部のサービスは止まったままです。各行の発表をもとに、10月26日時点で再開したものと停止中のものを整理します。
3行の再開状況(2026年10月26日時点)
| 銀行 | 再開したサービス | 停止中のサービス |
|---|---|---|
| きらぼし銀行 | きらぼしホームダイレクトアプリ、未利用口座お手続きサービス、伝票作成WEBサービス | 相続WEB受付サービス など |
| 富山第一銀行 | ファーストバンク with CRECO | 住宅ローン仮審査申込 |
| UI銀行 | きらぼしライフデザイン証券の「口座開設申込サービス」(10月22日12時から停止していたもの) | 発表では言及なし |
きらぼし銀行は停止の理由を「システムの安全性確保のための予防的措置」と説明しています。富山第一銀行は、PHP(Webサイトの構築に広く使われるプログラミング言語)に関するセキュリティ上の注意喚起を受けた予防措置だったとし、必要な対応と安全性の確認が終わったため再開したと発表しました。UI銀行も、安全性の確認が完了したことを再開の理由に挙げています。
利用者への影響:アプリでの取引は元に戻った
影響が大きかったのは、きらぼし銀行のアプリです。停止中は、振込などをブラウザ版のサービスで行う必要がありました。アプリが再開したことで、日常の残高確認や振込はふだんどおりの手順に戻ります。
一方、相続の手続きをWebで申し込もうとしていた人や、富山第一銀行で住宅ローンの仮審査をWebで申し込む予定だった人は、引き続き待つ必要があります。富山第一銀行は、休止中のサービスの復旧にはもうしばらく時間がかかるとしています。
注意点:停止や再開を口実にした連絡には応じない
サービスの停止や再開が話題になると、それを装ったメールやSMSが届くおそれがあります。銀行のお知らせは公式サイトで確認し、メッセージ内のリンクからパスワードや暗証番号を入力しないようにしてください。
- 再開状況は銀行の公式サイトの「お知らせ」で確認する
- アプリは公式のアプリストアから入手したものだけを使う
- 急ぎの手続きは窓口や電話の問い合わせ先に相談する(富山第一銀行は事務統括システム部とチャネルイノベーション部を窓口として案内)
考察:止めて確かめてから戻す対応は合理的
きらぼし銀行と富山第一銀行は、今回の停止を「予防的」な措置と説明しています。脆弱性の情報が出た段階でいったん止め、確認を終えたサービスから戻す手順は、利用者には不便でも安全側の判断です。再開が段階的なのは、サービスごとに確認を進めているためと考えられます。停止中のサービスを使う予定がある人は、各行のお知らせの更新を確認してください。
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出典:きらぼし銀行「一部サービスの停止について」(2026年10月26日16:10時点)
元記事URL:https://www.kiraboshibank.co.jp/file.jsp?id=10955
出典:富山第一銀行「(一部再開)システムセキュリティ強化に伴う一部サービスの一時停止について」(2026年10月26日)
元記事URL:https://www.first-bank.co.jp/info/detail?id=3850
出典:UI銀行「【復旧・お詫び】きらぼしライフデザイン証券の『口座開設申込サービス』再開のお知らせ」(2026年10月26日)
元記事URL:https://www.uibank.co.jp/cms_source/data/news/2026/006455.html


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