アメックス(AMEX)から新たに「ゴールド・プリファード・カード」が登場しました。
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-preferred-card/
メタル製のカードと年会費以上の価値を打ち出しておりますが、登場と同時に旧来のゴールドカードについては公式サイトから情報が消えてしまっています。
一方で年会費は31,900円から39,600円と約1.25倍の値上がりとなっており、この価格上昇について妥当なのか気になる方もいるでしょう。
そこで、アメックスのカード比較表をベースに新旧ゴールドカードの特典を比較してみようと思います。
ゴールドカードの新旧比較
ゴールド・カード(旧) | ゴールド・プリファード・カード(新) | |
年会費 | 31,900円 | 39,600円 |
カードフェイス | プラスチック | メタル |
家族カード | 家族カード1枚まで無料 2枚目以降13,200円(税込 | 家族カード2枚まで無料 3枚目以降19,800円(税込 |
ポイント還元率 | 1%(100円1ポイント) | 1%(100円1ポイント) |
メンバーシップ・リワード・プラス ボーナスポイントプログラム | 入会する場合別途費用が発生 3,300円 | 自動登録/無料 |
継続特典 | ・スターバックス ドリンクチケット特典(3,000円分) ・「ザ・ホテル・コレクション」の国内対象ホテルご宿泊時に使える15,000円クーポンをプレゼント(※2泊以上のご宿泊が対象) | ・年間200万円(税込)以上のカードご利用で、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券(フリー・ステイ・ギフト)をプレゼント ・アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約でご利用いただける10,000円分のクーポンをプレゼント(※クーポン利用には20,000円(税込)以上の予約が必要) |
トラベル優待 | ザ・ホテル・コレクション アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク Expediaの優待 一休.comの優待 アップルワールド.comの優待 | ザ・ホテル・コレクション アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク Expediaの優待 一休.comの優待 アップルワールド.comの優待 |
ホテルメンバーシップ | プリンスステータスサービス(ゴールドメンバー) | プリンスステータスサービス(ゴールドメンバー) |
レストラン優待 | ・ゴールド・ダイニング by 招待日和 ・ホテルダイニング特典 ・レストラン 15%割引特典 ・カフェ コーヒー特典 ・menu | ・ポケットコンシェルジュ ダイニング20%キャッシュバック ・ゴールド・ダイニング by 招待日和 ・ホテルダイニング特典 ・スターバックス カード オンライン入金20%キャッシュバック ・レストラン 15%割引特典 ・カフェ コーヒー特典 ・menu |
特筆すべき点として以下があると考えます。
カードフェイスがメタルに
日々のカード利用時にステイタスを感じることが出来ます。
一方で金属製カードを受け付けない端末(例えば駐車場の精算機など)もありますので、不便さはプラスチックカードに増えると微増の可能性があります。
継続特典が豪華に
プラチナ会員向けのフリーステイギフトが特典に追加されたのは特にポジティブな要素と考えています。
年間200万のハードルがありますが、余裕で超えるでしょう。
メンバーシップ・リワード・プラス ボーナスポイントプログラムが自動付帯
ポイントの期限が無期限になるのもそうですが、特に大きいのは以下の加盟店における決済では100円につき3ポイントが付与される点です。還元率3%はそうそうないです。
- Amazon
- Yahooショッピング
- Apple Store
- Uber
- ヨドバシカメラ
- JAL
- 一休
- HIS
- アメリカン・エキスプレス・トラベル
AmazonなどのECを日常使いする方はAmazonのポイントで100円以下の端数を毎回利用して決済することでポイント還元率を最大化することができます。
家族カードの無料枚数増加
子供の入るご家庭ですとニーズがあるでしょう。
1枚だけだと夫婦のみ、、ですが2枚まで無料だと活用の幅が広がりますし、その分ポイントも集約されて効率的です。
ゴールド・プリファードの価値は妥当か
結論、妥当だと考えます。
理由としては、ゴールド・カード(旧)を起点として考えた時に、ゴールド・プリファード・カード(新)にすることによって得られる価値が価格以上だと考えているからです。
上記の特筆すべき点を筆頭に、以下の特典・優待を駆使することで年会費以上の価値、そしてゴールド・カード(旧)との差額以上の価値を享受できるでしょう。
ただし、注意する点としてはこれだけの特典を享受するにはトラベル&エンタメに関してカードを利用していく必要があることです。
例えばダイニングでアメックスの特典を利用することで1人1万円のコースを2人で行くと1人分無料になるわけですが、1万円は使わないといけません。
この1万、2万を使うことが出来ないと、せっかくのカードも宝の持ち腐れになってしまうでしょう。
使えば使うほど特典を享受する機会に恵まれるという訳です。
AMEXプラチナ会員からの乗り換え需要があるか
AMEXプラチナ(アメプラ)会員ですと年会費が165,000円と相当な額になりますが、ゴールドカードがメタルになった事に加えてこの年会費の差額ですとゴールド・プリファードへの乗り換えも検討出来そうです。
私も少し心が揺さぶられています。。
AMEXプラチナの魅力はプラチナ専用コンシェルジュサービスとファイン・ホテル・アンド・リゾートだと私は思っていますが、この利点をどう捉えるかですね。
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以上、アメックスのゴールドカード新旧比較でした。
https://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/gold-preferred-card/faq/