【301名】ジグザグの越境EC「WorldShopping」に不正アクセス、海外顧客の情報漏えい

ジグザグのWorldShoppingにおける海外顧客の個人情報漏えいを示すアイキャッチ テック・AI

越境EC支援のジグザグは2026年10月19日、同社が運営する越境ECサービス「WorldShopping」のシステムの一部が第三者による不正アクセスを受け、海外のお客様の個人情報が外部に漏えいしたことを確認したと発表しました。対象は海外のお客様301名(10月19日時点)で、メールアドレス・氏名・住所・電話番号・注文に関する情報が漏えいしました。クレジットカード情報とパスワードは含まれていません。

WorldShoppingは、海外に住む人が日本の通販サイトの商品を購入できるサービスです。この記事では、公式発表(適時開示)をもとに経緯、漏えいした情報、会社の対応を整理します。

10月15日から16日にかけて不正アクセス、検知後に経路を遮断

日付出来事
2026年10月15日~16日第三者による不正アクセスが発生(その後の調査で判明)
2026年10月16日外部からの不審なアクセスを検知し、調査を開始
判明後不正アクセスの経路を遮断し、原因となったシステムの不備を修正
2026年10月19日「不正アクセスによる海外のお客様の個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」を公表

影響範囲の最終確認は続いています。WorldShoppingを含む同社のサービスは、通常どおり利用できるとしています。

漏えいしたのは海外のお客様301名の連絡先と注文情報

項目内容
対象海外のお客様301名(2026年10月19日時点)
対象地域台湾、香港、米国、韓国、中国ほか
漏えいした項目メールアドレス、氏名、住所、電話番号、ご注文に関する情報
含まれない情報クレジットカード情報、パスワード

漏えいした項目はお客様によって異なります。また、WorldShopping BIZを導入しているEC事業者から預かっている情報は、現時点の調査では本件の対象に含まれていません。公表時点で、本件に起因する金銭的な被害などの二次被害は確認されていません。

ジグザグはメール配信システムと入力フォームの不備を修正

  • 不正アクセスに利用された経路を遮断し、メール配信システムと入力フォームの不備を修正した
  • 攻撃者が使用した認証情報を無効化し、再発行した
  • 個人情報保護委員会と、法令に基づき報告が必要な国・地域の関係当局に順次報告している
  • 対象のお客様には、電子メールで個別に順次連絡している
  • 外部の専門家の助言を受けながら、セキュリティ診断の実施を含む再発防止策を策定中

本件が業績に与える影響は精査中としています。

利用者がとるべき対応は不審な連絡への注意

ジグザグからのお願い

  • ジグザグや関係する企業を装った不審なメール、SMS、電話などが届くおそれがある
  • 心当たりのない連絡に記載されたURLや添付ファイルは開かない
  • ジグザグがパスワードやクレジットカード情報を尋ねることはない

日本のEC事業者の立場で確認したいこと

WorldShopping BIZを導入しているEC事業者から預かっている情報は、現時点の調査では対象外とされています。公式発表には記載がありませんが、筆者としては、導入事業者は今後の続報で対象範囲に変更がないかを確認しておくことをすすめます。

問い合わせ先

適時開示には、利用者向けの専用窓口は記載されていません。開示資料に記載された問い合わせ先は、株式会社ジグザグ 経営企画チーム(TEL:03-6777-7189(代表))です。

まとめ

ジグザグが運営するWorldShoppingに不正アクセスがあり、台湾・香港・米国などの海外のお客様301名の氏名・住所・注文情報などが漏えいしました。クレジットカード情報とパスワードは含まれず、WorldShopping BIZ導入事業者から預かる情報も現時点では対象外です。サービスは通常どおり利用でき、同社は再発防止策の策定を進めています。新たに知らせるべき事項が判明すれば速やかに公表するとしているため、続報を確認しておきましょう。

出典:株式会社ジグザグ「不正アクセスによる海外のお客様の個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」(適時開示)(2026年10月19日)
元記事URL:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261019553141.pdf

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