ダイナースクラブ ゴールド解説|年会費無料の条件とポイント10倍の上限【20〜39歳限定】

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ダイナースクラブ初のゴールドカード「ダイナースクラブ ゴールド」が、2026年10月1日に発行を開始しました。申し込めるのは20〜39歳だけで、受付はオンラインのみです。先に結論を書くと、年に100万円以上カードを使う20〜30代なら、年会費をかけずにダイナースの入口に立てるカードです。一方、目玉の「ポイント10倍」には月4万円の上限があり、使い方によって価値が大きく変わります。

この記事では、公式の特典ページに書かれた条件を細かく読み、年会費・ポイント・食べログ特典・旅行まわりの中身と、申し込み前に確認したい注意点をまとめます。従来のダイナースクラブカードが「ダイナースクラブ プラチナ」に改称される件は、既報の記事で扱っています。

基本スペック:年会費11,000円、ただし条件を満たせば実質0円

項目内容
申込資格申込時点で20歳以上40歳未満(入会後に40歳を超えても継続利用できる)
申込方法オンライン限定
年会費(本会員)初年度無料、2年目以降11,000円(税込)。前年度に100万円以上利用すると翌年度も無料
家族カード1枚まで、年会費無料
付帯カードTRUST CLUB プラチナマスターカード(コンパニオンカード)を無料で発行
ポイント通常100円につき1ポイント。対象加盟店で最大10倍
ご利用可能枠一律の制限なし(会員ごとに個別設定)
旅行傷害保険海外・国内とも傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円(利用条件付き)
ショッピング保険年間200万円限度(購入日から90日以内、利用条件付き)
券面グローブデザイン/スターデザインの2種類から選択

表の内容は、公式の特典ページで2026年10月4日に確認したものです。

年会費:100万円条件は月8.4万円が目安、14ヵ月以内の退会には手数料

年会費の仕組みは単純です。初年度は無料で、2年目以降は前年度の利用額が100万円以上なら無料、届かなければ11,000円(税込)がかかります。100万円を12ヵ月で割ると、月あたり約8.4万円です。スマホ代、サブスク、公共料金、日々の買い物をこのカードにまとめれば、単身でも届かない額ではありません。利用額の累計は、会員サイト「クラブ・オンライン」か公式アプリの「カード年間ご利用総額」で確認できます。

見落としやすいのが次の2点です。

  • 初年度無料は一人1回限りです。過去にダイナースクラブ ゴールドを持っていた方は、再入会すると初年度から11,000円かかります。
  • 入会から14ヵ月以内に退会すると、カード・サービス手数料として3,300円(税込)がかかります。初年度無料だけ試してすぐ解約する使い方には向きません。

ポイント10倍は月4万円まで。上限まで使うと月4,000ポイント

ゴールドの目玉は、専用プログラム「いつものお店でポイントボーナス for ゴールド」です。対象加盟店での利用は、ポイントが5倍または10倍になります。倍率は通常ポイントを含んだ数字で、上乗せ分(ボーナスポイント)は利用月の翌々月以降に加算されます。

10倍の対象:日常の固定費とデリバリーが中心

ジャンル対象主な条件
カフェ・飲食スターバックス、Uber Eatsスターバックスはスターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージのみ。店頭での支払いは対象外
配車Uber(タクシー)明細に「UBER」と「TRIP」の両方が入る利用のみ
サブスクnosh、Hulu、U-NEXT、audiobook.jp—
通信・モバイルドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル など200円につき1ポイントを基準に10倍
交通タッチ決済に対応した公共交通機関定期券・企画券の購入は対象外

10倍が適用されるのは、対象加盟店での利用額が月40,000円までです。通常100円で1ポイントなので、40,000円を10倍の対象に使うと月4,000ポイント(うち上乗せ分3,600ポイント)が上限の目安になります。通信料金だけは基準が200円で1ポイントのため、同じ40,000円でも2,000ポイントにとどまります。公式の記載は「対象加盟店でのご利用金額40,000円を上限」となっており、ジャンルごとではなく10倍対象の合計で月4万円と読めます。

5倍の対象:チェーンの飲食店とドラッグストア

5倍の対象は、成城石井、マツモトキヨシ、ココカラファイン、TOHOシネマズのほか、マクドナルド、スシロー、ケンタッキー、コメダ珈琲店、サンマルクカフェ、ロイヤルホスト、デニーズ、大戸屋などの飲食チェーンです。食べログプレミアムの月額料金も5倍の対象に入っています。ただし、百貨店・駅ビル・ショッピングセンター内の店舗などは対象外になる場合があります。5倍側の月間上限について、特典ページに一律の数字は書かれておらず、加盟店ごとに条件や上限がある場合がある、という案内にとどまります。

ボーナスを受けるには「明細通知」と「アプリ」の2条件

ポイントアップは自動では付きません。売上が集計される時点で、次の2つを満たしている必要があります。

  • オンライン明細確定通知サービスに登録している(申し込み時に自動登録。解除すると対象外)
  • ダイナースクラブ公式アプリをダウンロードし、アプリ上でクラブ・オンラインにサインオンしている(ダウンロードだけでは対象外)

支払い方法は1回払い・ボーナス一括払い・リボ払いが対象です。カードのタッチ決済に加え、Apple PayやGoogle Payに設定したQUICPay・QUICPay+での支払いも含まれます。

試算:固定費を寄せると年3万ポイント超

20〜30代の一人暮らしを想定し、10倍対象の支出を月31,000円とした試算です。金額は仮の設定で、実際の付与は公式のシミュレーターや明細で確認してください。

支出月額通常のポイントゴールドのポイント
スマホ料金8,000円40pt400pt
Uber Eats10,000円100pt1,000pt
動画サブスク2,000円20pt200pt
電車・バス(タッチ決済)6,000円60pt600pt
スターバックス カード入金5,000円50pt500pt
合計31,000円270pt2,700pt(年32,400pt)

ポイントの使い道は、マイルへの移行、商品との交換、利用代金への充当、年会費の支払いなどです。特典ページには、ゴールドで貯めたポイントをマイルに移す際の「ダイナースグローバルマイレージ」の年間参加料と移行手数料は無料と書かれています。

食べログプレミアムは毎月キャッシュバック。ただし登録経路に注意

食べログの有料会員「食べログプレミアム」の月額330円(税込)が、後日全額キャッシュバックされます。支払った月の翌々月に戻る仕組みで、たとえば11月10日の支払い分は翌年1月に戻ります。家族会員の利用分も本会員にまとめて返金され、1回あたりの上限は660円です。

対象になるのは、パソコンやスマートフォンのブラウザから登録し、支払い方法にダイナースクラブ ゴールドを設定した場合だけです。スマホ料金との合算払いやアプリ内課金で登録している方は対象外なので、既に食べログプレミアムを使っている方は支払い方法を切り替える必要があります。

旅行と外食:国内ラウンジ、一休の上級会員体験、Mastercardの付帯

旅行まわりでは、国内の主要空港ラウンジを無料で使えます(一部対象外のラウンジあり)。ホテル予約サイト「一休.com」の上級会員資格「一休プレミアサービス」のプラチナ会員を、6ヵ月間体験できる特典もあります。こちらは専用サイトからの登録が必要で、一人1回限り、宿泊クーポンは対象外です。

意外と大きいのが、Mastercardのプラチナグレード「TRUST CLUB プラチナマスターカード」が年会費無料で付くことです。ダイナースが使えない店ではこちらで払えます。さらにMastercardの優待「Taste of Premium」の対象になり、2名で利用すると1名分が無料になる「ダイニング by 招待日和」などを利用できます。各優待の条件は公式ページで確認してください。

一方、特典ページには、ダイナースのレストラン優待「エグゼクティブ・ダイニング」はゴールドの対象外と明記されています。また2026年10月4日時点で、ゴールドの優待一覧に海外空港ラウンジの記載は見当たりませんでした。海外ラウンジを重視する方は、上位カードと比べて判断するのが無難です。

プラチナ(旧ダイナースクラブカード)との違い

2027年1月に「ダイナースクラブ プラチナ」へ改称される従来カードと、公式に確認できる範囲で比べると次のとおりです。

項目ダイナースクラブ ゴールドダイナースクラブ プラチナ(2027年1月改称予定)
本会員の年会費11,000円(税込)。初年度無料、前年度100万円以上利用で無料29,700円(税込)。改称による変更なし
家族会員の年会費無料(1枚まで)5,500円(税込)
ポイント上乗せ専用プログラムで最大10倍(10倍は月4万円まで)ゴールド専用プログラムの対象外
エグゼクティブ・ダイニング対象外—

プラチナの改称に合わせて、提携カードの一部でも特典変更が発表されています。JALダイナースカード・ビジネスアカウントカードなどの改定はこちらの記事にまとめました。

向くのは、年100万円使えて固定費をまとめられる20〜30代

向いているのは、毎月の固定費とデリバリー、交通費をカード払いに寄せられ、年100万円の利用が見込める20〜30代です。この条件なら年会費はかからず、10倍の対象を月4万円まで使い切ると、上乗せ分だけで年4万ポイント超になります。食べログプレミアムを既に払っている方は、それだけで年3,960円分が戻ります。

反対に、年間利用が100万円に届かない方は、2年目以降に11,000円がかかります。10倍の対象外の支出(ネット通販や百貨店など)が中心の方も、通常の100円1ポイントでは年会費を取り返しにくいでしょう。海外空港ラウンジやエグゼクティブ・ダイニングを目当てにするなら、プラチナ以上の優待内容と比べてから決めるのが確実です。

申し込み前に確認したい上限と付与条件

  • 申込資格は「申込時点で20歳以上40歳未満」。40歳の誕生日以降は申し込めません。
  • 10倍は月4万円が上限。通信料金は200円で1ポイントが基準なので、同じ額でも獲得ポイントは半分です。
  • スターバックスは店頭払いが対象外。Uberは明細の表記で対象・対象外が分かれます。
  • ボーナスの付与には、明細確定通知の登録と公式アプリへのサインオンが必要です。
  • 初年度無料は一人1回限り。14ヵ月以内の退会では3,300円の手数料がかかります。
  • 旅行傷害保険は利用条件付きです。補償を受ける条件は、付帯保険の詳細ページで確認してください。

申し込み後はアプリ登録と支払いの切り替えまで済ませる

1. 券面デザインを選ぶ

公式の特典ページ下部から、ゴールドカラーの「グローブデザイン」か、角度で輝きが変わる「スターデザイン」のどちらかを選んで申し込みます。家族カードは本会員と同じデザインになります。

2. 入会後すぐにアプリへサインオンする

カードが届いたら、ダイナースクラブ公式アプリをダウンロードしてクラブ・オンラインにサインオンします。これを済ませないと、10倍・5倍のボーナスが付きません。

3. 固定費と食べログプレミアムの支払いを切り替える

スマホ料金、サブスク、Uber Eats、スターバックス カードのオートチャージを順に切り替えます。食べログプレミアムは、ブラウザから登録してゴールドで支払う形にしておきます。

まとめ:年100万円使えるかが分かれ目

ダイナースクラブ ゴールドは、20〜39歳向けに作られた、ダイナースの入口になるカードです。年100万円の利用で年会費がかからず、固定費やデリバリーを寄せれば10倍のボーナスで月最大4,000ポイントが貯まります。食べログプレミアムの実質無料化と、Mastercardのプラチナカードが無料で付く点も、日常使いでは効いてきます。

判断の軸は、年間利用額が100万円に届くかどうかと、10倍の対象に月どれだけ寄せられるかの2つです。条件は変わる可能性があるため、申し込みの直前に公式の特典ページで最新の内容を確認してください。

出典:ダイナースクラブ「ダイナースクラブ ゴールド発行開始のお知らせ」(2026年10月1日)
元記事URL:https://www.diners.co.jp/ja/press/inf-20261001-2.html

出典:ダイナースクラブ ゴールド 優待・サービス一覧(公式)(2026年10月4日確認)
元記事URL:https://www.diners.co.jp/ja/cardlineup/dinersclubgold/service.html

出典:三井住友トラストクラブ プレスリリース(PR TIMES)(2026年9月29日)
元記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000030208.html

出典:ダイナースクラブ「ダイナースクラブカード リニューアルのお知らせ」(2026年10月1日)
元記事URL:https://www.diners.co.jp/ja/press/inf-20261001-5.html

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