台湾(中華民国/ROC)の建国113年を記念する式典が千代田区の東京中華学校で開催されたので参加しました。

台湾系の学校、となると普段は中々縁がありませんがこういった式典行事などの際は気軽に校内にも入ることができ、異国情緒を味わうことができます。

式典のポスター

東京中華学校は小中高一貫の学校でして、人数も少ないことから入学(受験)や教育内容、進学路に関する情報が特に日本語だと少ないかと思います。

なので現地に参加することで得られる情報量はかなり多いと思っています。

例えば進学路。

思ったより多くの大学に進路のコマを進めている実績があります。

教育について、この学校の特色の一つとして中国語(繁体字)、日本語、英語の3カ国語教育を行っている点があります。

授業がみっちりと詰まっており中々大変そうではあります。

ただ、高専などをはじめとした工学への道よりは文系の色が強くなりそうです。

式典では関係者の名前を呼び上げつつ祝いの声が多数聞こえてきました。

国として認められていない現状があるからこそ、このように存在感をより一層誇示していく必要があるのかもしれません。

生徒による演舞の披露もありました。獅子舞が踊る様子は迫力満点です。

年に一回の式典ですが、台湾の雰囲気を味わえる貴重な機会となりました。

来年、また来年とこの式典が末長く続けられていくのを祈るばかりです。

獅子舞による演舞の動画も併せてどうぞ。